秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

踊りが生まれる

今日は暑い日和ですが皆さまはお元気で過ごしたらっしゃいますか?最近の天候は不安定で、曇ったかと思えば晴れたり、晴れたかと思いきや雨が降ったりするので気圧の変化も激しくて体の負担もあなどれず、あきのりは時々頭痛薬を少量飲む日もあります。

今京都芸術センターと神戸の稽古場でダンスの作品制作をしているのですが、今のあきのりは身体をうまくあつかって踊れない、もしくはどう踊ったらいいかわからない、踊りたい気持ちが出てこないの三重苦な感じで、身体をゼロベースで見直して稽古しています。しかし基本は呼吸をして身体を感じ、そこから踊る身体を立ち上げるという作業は同じなので、呼吸のワークショップと同じように立った姿勢で意識した呼吸をし、身体を使うときの微妙な力加減を観察しながら踊れない自分の身体と向かい合っています。

整った呼吸を続けながら緊張しがちな身体からゆっくりと力を抜いていきます。その作業の中から踊りが生まれるダンスには骸骨のような動きや、手と身体を回しながらの踊りや、カンフーのような動きが出てきたり、いろいろです。そこに我慢や苦痛がないように観察しつつ、しかし先へ先へと踊りが生まれる時にはびっくりしながらその様子を眺めながら、新しい踊りを試行錯誤しています。

そして以前よりも身体を動かしている最中の心に目を向けています。以前のあきのりは心よりも身体を空にすることに意識を向けて踊っていました。しかし心や感情をややもすると無視して身体を踊らせていたので、踊っている最中に心がうまく動かないもしくは働かない状態になっていました。そこがあきのりの弱点だと気がつき、今は心の状態も見つめながら稽古をしています。そして心を最重要に傾きすぎずに身体と心を同じように注意をはらってこの二つを繋げればもっといい踊りができるのではないかと思います。踊れない身体を踊らす基礎をし続けるのは大変ですが、そんな時でも心は楽しんで稽古しています。コロナウイルスの流行で思うように制作の時間が取れず、踊れる身体の見直し作業も相まって進みませんが、これは先につながるダンスだと感じます。

 

 

ダンスを踊るのことは誰でもできて、それは流行りのアイドルのPVのようなキッチリとしたダンスでなくても揺れるだけで踊りができます。あきのりも踊りのフォーマットからもっと自由な身体のダンスがしたいと思いながら、微妙な動きをゆっくりと続ける今日この頃です。

 

そして今月末の6月27日日曜日は13時から呼吸のワークショップが京都鞍馬口すぐのSocial Kitchenで開催されます。ぜひお越しください。一緒にワークしましょう。

          12時30分       開場 受付
          13時00分       ワークショップスタート
          14時30分       ワークショップ終了


定員:   4名

料金:   ¥3000

申し込み: 下記の申し込みフォームから、ワークショップと件名に、コメント欄にお名前と連絡先をご記入の上、お申し込み下さい。

ayami yasuyho contact form

もしくはayamiyasuyho.ay@gmail.com

tel: 09091650871 (アキノリ)

会場:  Social Kitchen

           京都市上京区相国寺門前町699

 

写真は神戸烏原貯水池の堤防のそばにたたずむほのかに緊張感もありつつほっとした感じがする水鳥です。


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