自信を持ち、
自身を破壊する。
そしてまた空の自己を立ち上げる。
砂上の楼閣のような絶えず終わりのない作業の果てに
ようやく何か見えるか見えないかのような異常な果て。
裏切られ、
またもやり直す。
絶えず自分を抹消しながら動き続ける。
消しゴムを片手に必死に痕跡を残しながら消していく。
その上自分の所作に絶えず責任を持ちながら、
その所作を無責任に投げ返す。
その中で誰かにこの思いを受け取ってもらえるだろうか。
ただ今この瞬間でも確かでありますように祈りつつ、
自分の存在を確かにこの時代に残す。
あの時代には決して見ることのできない運動。
必死でここに存在し続ける。
そして正確を期す。
絶えず位置を確認。
絶えず所作を確認。
それを自分に投げ返し、そしてその場に存在する。
いつもいい条件で存在できることはなく、
絶えず不安定な自分を安定させようとしながら表面張力のような異常な世界を滑空する。
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