ayami yasuyhoの、BODY & 呼吸 & DANCE WORKSHOPは今年から「BODY & KOKYU & DANCE WORKSHOP」に名前が変わりました。
来月から3年目になるこのワークショップについてよく聞かれる質問について書きたいと思います。
『ワークショップでは何をするのか』
お問い合わせで多い質問です。簡単にこのワークショップの内容を説明いたします。
まず床の上に立ちます。そして呼吸をていねいにしていきます。呼吸は人間だけにとどまらずあらゆる生き物にとって生存する上で必要不可欠なものです。食べ物や飲み物がなくともしばらくは生きていけますが、空気を吸うことができなければ2~3分で生命の危機に瀕します。それをていねいに、ないがしろにすることなく、息でフォルムを作っていくように呼吸していきます。
そして身体をホールドすることなく、キープすることなく、随時変化していくものと認識して自分の身体の変化に応じて足幅など自分のフォームを変更していきます。
そこからはじめていきます。
単純だとお思いかもしれませんが、ワークショップに来られた方でしたら分かりますが、そう簡単なことではありません。全身をくまなく意識するということはそうたやすいことではありません。こうしたトレーニング、筋トレのようなものを積み重ねていくなかで自分という人間をあつかいやすいものにしていきます。
このワークショップの間、秋紀は参加者にさまざまな声をかけていきます。そうした指摘を身体に刺激として入れていきながら自分の身体の知覚を押し広げていく作業を積んでいきます。けっしてbestを目指すのではなく、常に参加者本人がbetterな選択をしていきます。ワークショップでは秋紀は主人公ではありません。参加者が主人公です。ですから参加者本人が、身体に、意識に、耳をすませて自分の選択をしていきます。そこに至る過程を秋紀がナビゲートしていきます。
そのようなワークショップです。