英語イマージョン教育(理科)のヒントになるブログ〜英語で理科を学ぶ〜

3年イマージョン理科に携わった教員が贈るこれからの英語教育のヒント
#英語で理科を学ぶ

コラム① コスタリカへの渡航

2022-06-16 05:16:20 | 海外生活

渡航して2ヶ月。

日々の生活の基盤作りに忙しくしていて、ここ最近ブログの更新を怠っていた。

ここで少しコスタリカの生活についての話を書こうと思う。

 

 

到着した当日はこちらにお住まいの日本人の方がおにぎりを差し入れてくださって、涙が出るほど美味しかった。

なんせ、トランジットを含めて20時間以上移動に費やしたのである。ヘトヘトだ。

成田からアメリカのダラスへ14時間。4時間待ってダラスからコスタリカのサンホセ(フアンサンタマリーア国際空港)へ3時間の旅である。

↑成田空港でアメリカン航空を待つ。

 

大阪在住だったので、渡航当日の朝に大阪を出ても良かったのだが、最近はコロナの関係で渡航当日にPCR検査を受けなければならない。

午前11時に検査を受けたかったので前日に成田入りしておいた。

前日に大阪で携帯電話の解約(利用中止)の手続きをしたので、wifiが頼りだ。(この件については別記事をあげることにする)

幸い、成田空港はwifiが整備されており通信には困らない。

ちなみに、本屋さんやお土産屋さんは軒並み臨時休業していて検査の結果を待つ間はとても暇だった。

 

成田発ダラス行きは結構混んでいて、コロナで制限されていた人々の移動も復活しつつあるのかな、と感じた。

ダラスで100ドル札を崩す必要があったので、サーティーワンでアイスクリームを購入。

日本では食品サンプルで製品の大きさを提示するのが一般的だろうが、ダラスでは(アメリカでは?)カロリーでアイスの大きさを表現していたのが面白かった。

 

 

フアンサンタマリーア空港へは少し到着が遅れて深夜12時近く。入国や税関、荷物の放出を待って空港玄関を出たのは深夜1時ごろだった。

出迎えの方(職場の方)に迎えられて荷物をバンに積み込む。

出迎えの方々は皆職場の制服姿だ。

同行者と共にとりあえず荷物をむやみに積み込んで行って、家で分け合うことにする。

↑ポーターさんは一撃で我が家の荷物を運んでいく。

 

荷物を運んでくれるポーターさんには、1箱あたり$2程度のチップを払う。

深夜2時。時差ボケで眠いような眠くないような体をとりあえずベッドに横たえる。

職場の方がシーツを買ってくださっていたおかげで真新しい布の匂いに包まれながら眠りに落ちることができた。

 

 

 

とまあ、渡航当日を文字に起こしてみたが、本当はもっとしんどいものであった。

経験してみないと分からないよな…

 

 

 


immersionのための書評 「GATEWAY TO SCIENCE」

2022-06-02 06:22:04 | immersion

「GATEWAY TO SCIENCE   VOCABULARY AND CONCEPTS」

Tim Collins, Mary Jane Maples 著

定価 5,210円

2008年初版

National Geographic Learning / Cengage Learning 発行

 

※購入はCengage Learning社に直接問い合わせてください。   私が問い合わせると、見本を送ってくださった。

シリーズ本として、

Workbook with Labs

Audio CDs

Teachers Edition

Assessment Book

Teacher Resource CD-ROM with ExamView®︎ and Classroom Presentation Tool

がリリースされている。

 

 

 

・Science Basics

・Life Science

・Earth Science

・Physical Science (chemistry含む)

の4つのカテゴリに分けられていて、vocabularyとして例文なども載せられている。

小中学生には少し難しい内容になっているので、先生方の参考文献や高校生のCLIL学習におすすめしたい。

 

内容の例として"The Cell"を紹介したい。

付属CDでは、vocabularyの発音を聞けるほか、Vocabulary in Contextというコーナーや本文の音声を聞けるようになっている。

Vocabularyでは、図解と各単語の番号が連動していて、どのパーツがどの単語に対応しているかがひと目で分かるようになっている。

Word Studyというコーナーでは、cellという単語が日常生活ではどのような言葉として使われていて、生物用語では使われるようになった経緯(語源)が説明されている。

Academic Vocabularyというコーナーでは、専門用語ではなく、動詞やイディオムの科学的な文の中での使い方を紹介している。

 

各所にCheck Your Understandingというコーナーがあり、これは授業中の発問のヒントになると思われる。

Reserch and  InquiryおよびWritingでは、章のまとめとしてessay やshort answerで理解度をチェックできるようになっている。