★瑠璃色のそらへ~☆彡

暗い気持ちになると
「ここ」に言葉を綴りたくなるのは なぜ?
夜更かしRayの想い日記♪
 ※更新は数日に一度です

おとうと

2017年10月05日 23時49分29秒 | 家族♪いろいろ♪
9月の末だったかに、、投稿した日記。 『日焼けした 夏に』
…と、同じくらいに、、

私にとっては、投稿することに、、
ためらいのある日記になってしまったので。。


しばらく、、投稿しないで、下書きに保存したままでいましたけれど。。


綴った日記を、そのままにしないで。

載せてゆこうと、おもうようになりました。


もし、よかったら、、読んでください。。

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なぜか、一人っ子か、末っ子に、みられがちな私ですが。


私には、弟が、ひとり。

彼の方が、三つ、年下です。

    *  *  *

去年だったか・・・


私は、当時、AKという拠点でお仕事をしていました。

今の拠点、SKより、ずっと、忙しくて、残業もある職場です。



ある夜のこと。

残業していたら、スマホが、ぶるぶる云います。

仕事中だし、たぶん、ダンナだろうな…と、おもっていると。。


暫くして、また、スマホのブルブル音。

見れば、弟からです。

「めずらしい。。」


彼は、滅多なことでは、自分から、母や私に、連絡をしてきません。
(父は、2012年に他界しています。)

私の方も、いろいろな想いがあって、ずっと、弟には連絡をとらずにいました。


弟からの、その連絡は、家に関係する内容で、
「どうしても私に連絡をとらなければいけない」内容でした。


弟自身は、車で、既に、私の家付近に到着しているとかで
遅くても、待っているから、会おうと云います。



え? だって、今、もう、夜の8時過ぎ。


私は明日は非番だから、いいけれど、、
明日は、平日。 弟は、出勤のはず、です。

仕方がないので、私は幾つかの仕事を残して、早々に職場を出ました。

こんなとき、困るのは、職場と自宅とが遠いこと。


私が自宅の最寄駅に到着したのは、10時20分ごろとなりました。


ダンナには、適当にごはんを済ませてもらうことにして。

そのあとは、ダンナには、早くお風呂に入ってもらいたかったし、
幾つかの状況を考えて。

弟とは、結局、近くのファミレスで食事をしながら、話し合いました。


あとから考えてみたら、そのときから、私に対する弟の目は。。。

何か云いたげな… 鋭い何かを私に向けていたような…


  *  *  *


その後。

それが、きっかけになったのか。


弟は、急に、私のスマホに、電話をかけてくるようになりました。


おもて向きの内容は、家に関することです。

でも・・・


なにかが、変、です。


「Rayは、姉で、年上なんだからさ。もっと、こう、ばしっと、、」
なぁんて、ダンナは、私に、云ってきましたけれど。。


用件の奥にある、弟の真意や、気持ちが、掴めずにいたので、
私は「おもて向き」の話題に終始していました。


ある日。

思い切って、私は、電話のむこう。 弟に、尋ねました。


「ね? 結局、何が云いたいの? もっと、違うことを、私に、云いたいんじゃないの?」



暫くして。。弟は、、、

こう、云い放ちました。




「むかつくんだよ! お前のことが! いつも上から目線でさ!」





… これが、2児の父親が云うセリフだろうか。。

まるで、中学生か、高校生です。



それから、いくつかの。。弟からの暴言を、聴きました。


反論しない私に、弟が、イライラしていることが、電話からも伝わってきて。


やがて、沈黙が訪れました。



私は、自分のなかの、正直な気持ちを、弟に伝えることにしました。


「たぁちゃん。 私はね、やっぱり、たぁちゃんが、かわいい。」



子どものころ、私は弟のことを、「たぁちゃん」と呼んでいました。

でも、2児の父になった弟を、ちゃん付けで呼ぶのは、
子どもたちの手前、奥さんの手前、
弟本人がイヤがるかな?カッコ悪いかな?と、おもって。

最近では、違う呼び名で、○○○と、敬称なしで、呼んでいました。


でも。

やっぱり、私のなかでは、今でも、「たぁちゃん」なんです。


「今、これだけ、あなたから、いろんな話を聴いて、ほんっと、やなやつだと想ったけど。

 私の弟って、こんな、やなやつになっちゃったのかなって、想ったけど。


 やっぱり、私は。 

 たぁちゃん。 

 あなたのことが、かわいい。

 私にとっては、かわいい弟なの。


 かわいくって、かわいくって、仕方ないのよ。」



私の本音でした。



  *  *  *


スマホでの会話、、電話を切ったあと。


ダンナが、ポツリ。

「きょうだいって、いいな。」


  *  *  *


その後、弟からの電話は、かかってこないようになりました。


  *  *  *


私は。。

子ども時代を、おなじ環境で育った弟が、
どんなふうに、大学時代を過ごし、
社会人になってから、どんな気持ちで居たのかを、知りません。


弟は、大学時代からは、社会人になってから以降も、ひとりで暮らしていたから。



どんなにか。。苦しかっただろうか。。


でも、きっと、弟は、
両親とともに、家に残っている私が、苦しいことは、察していただろうから。


だから。。

彼は、きっと、ひとりで、、


誰にも打ち明けられずに。

たったひとりで。

時間と、年月を、重ねてきたに、ちがいないのです。



きょうだいとして、同じ環境に育った私以外、

彼の苦しみを、、いったい、誰が、わかってあげられるでしょうか。。


私だけは、どんな状態の弟でも、まるごと、受け入れてあげたいのです。


もし、許されるものなら、今でも、ぎゅっと、抱きしめたい。


子どものころ、カミナリがコワイと、私の布団に入ってきた弟。

そのときのように、抱きしめてあげて、頭をなでて、背中をなでて。。

  *  *  *


心配とは、「心」を「配る」と現します。


もう、そばには、居てあげられない弟。

私の心、もう近くで、配れない。渡せない。


だから、、せめて。。心を飛ばすような気持ちで、弟の幸せを祈ります。


Ray☆彡




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