★瑠璃色のそらへ~☆彡

暗い気持ちになると
「ここ」に言葉を綴りたくなるのは なぜ?
夜更かしRayの想い日記♪
 ※更新は数日に一度です

日焼けした 夏に

2017年09月24日 23時41分43秒 | キモチのいろ♪
先日、はっと、気がついたことがあります。

腕の、日焼け、です。

異動前より、外へ出る機会が多いのですから、日焼けして当然(・・;)


その、少し、健康色に色づいた腕を見ていて、、、蘇ってきた、記憶。。


自慢込みの話になってしまったようで、
しばらく、、『この日記』の、投稿を、ためらっていました。


自慢…というか、
「そのとき」否定したかったのに、受け入れたままな形になってしまったというか。。


でも。 私にとっては、忘れられない話なのです。

もし、よかったら。。読んでください。。

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私が、大学を卒業した春。 就職して始めたお仕事は、
予備校の事務、でした。

同期は、男性2人 女性5人(私を含めて)。


その春。
仙台校が開校したので、仙台にも同期がいましたけれど、
もう何年も前から、完全に、連絡し合うことが途絶えていて。。

あの、震災のときは、、どんなふうだったのか……


  *  *  *

こちらでも、仙台でも、数名ずつ、退職していった同期。

こちらの同期は、最後は、ARと私、女性二人だけが残りました。


 (お互いに、プライベートでは、あい称の、敬称なしで呼び合っていたので、
 「ここ」でも、敬称なしで、記します。)


残った私たち二人は、職場の帰り、よく出かけました。


ちょっと、あの街、この街と、立ち寄ってみたり、
帰りにごはんを、いっしょに食べたりして。

ほんのときどきでしたが、ジムや、
そして、旅行にも、いっしょに行きました。

  *  *  *

ある日。

とうとう、私は、自分の、暗くて、重い、想いを、打ち明けます。

全部じゃなかったけれど、ほんの少しだけ…


ほんの少しだけだったけれど、それだけでも、私にとっては、
たいへんな勇気が必要でした。


吉祥寺の、、もう、どのビルだったかも、覚えていない。
3階か、4階くらい。


吉祥寺…
電車を乗り換えないと、職場からはいけない駅だけど、
どうして、吉祥寺だったのか…


窓際の席。 向き合って座って。


夜ごはんをいっしょに食べて。
…確か、サラダやパスタ。


コーヒーカップと、お水のグラスだけになったテーブル。


すこし短めな話を、ARは、黙って、聴いてくれました。



しばらく、、二人の間に、沈黙な時間が流れて。。


私が、黙ったままのARに、不安を感じ始めたころ。。

彼女が、口を開きました。


「Rayはさ、キレイな人だと思うよ?」



え? 



私は、外見にまつわる話をしたのではありませんでした。


なのに、、どういうこと???



「そんなに、ほそくて、きれいで。

 顔、ちっちゃくて、 首、長くて。

 腕だって、そんなに、しろぉくて、ほそぉくて。」


なんの話か、私には、理解できませんでした。


…黙ったまま。 何も言えませんでした。



窓の外。 陽はとっくに暮れて。

ほぼ目の前に、街灯のひかり。


階下の道。 人々が、行き交っているのが見えました。



ARが、さっと、話題を変えました。


  *  *  *

それから、少しずつ、私たちは疎遠になってゆきました。


私たちは、元々、AR、MD、私、3人で仲が良くて。
先輩の方々から、「3人娘」と、呼ばれていました。

3人でも、旅行に行ったりしていました。


3人だったから、バランスがとれていたのかもしれません。


二人になって、お互いが、お互いに対して、向き合うようになって。


お互いを深く考えたり、観たりするようになったのかもしれません。。


  *  *  *


いま、想いだすと。。


ARは、私より、精神的に大人でした。

仕事も、私より、ずっと、できる人でした。


もしかしたら、あのとき。

ARは、ARなりの、アドバイスを、してくれたのかもしれません。


私、、という人間を、総合的に観て。

…私の伝える、「過去による今」、という部分だけではなくて。

「当時の今」や、「何十年か先の未来」を含めて、アドバイスをしようとしたとき。。

ARにとって、行きついた、私への話が、
そういうものになっただけ、、なのかもしれません。。


あるいは・・


まだ、お互いに、20代。

相談する側も、相談された側も、未熟だったのかもしれません。


少なくとも、私は。。
誰かに相談したとしても、その誰かからの言葉、、それを受け入れる準備は、
まったくできていなかった、
…と、「現在の今」なら、わかります。


  *  *  *

今では、私たち3人は、全員が、とっくの昔に、退職しています。


MDは、2児のママ。

私は、MDが挙式した、4ヵ月後に結婚。

ARは、今も、独身、、です(たぶん)。
職場で知り合った「彼」とは、結婚を前提に、お付き合いしていたはずでしたけれど…

  *  *  *

数年前。

「メールしても、ARから、返事が来ないよ~。」

MDからのメール。


「前に、ARが、連絡はFAXがいい、って、云ってたから、
 そうしたんだけど、FAXしても、返事が来ない~。」

「私、電話、してみよっか?」

「電話した~。でも、電話にも出ないよ~。」…と、MD。


私たちは、「どうしよう?」と云い合いながら、結局、AR抜きで会いました。


MDは子育ての真っ最中。
外出がままならないということで、彼女の家で会いました。

他愛もない、たくさんな話を、楽しくして、帰ってきました。


MDも、そして、私も、
ARのことを、いまでも、大切な友だちだと感じていることが、
はっきりと、わかった時間、でした。

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ARにも、何らかの、迷いか、悩みが、あったのかもしれません。


仮にそうだったとして。

想いを、先に、口にしたのは、私、でした。


先 あと  …  先 と あと。


私は、悩みには、基本的に、高低や、優劣は、ない、と、考えています。


だけど。


先に打ち明けられてしまったら。

打ち明けられたほうは、苦しむこともある。。

  *  *  *

その後、私は、いっそう、重い想いを、自分の中に、くるめて。


自分の中で、なんとかしようと、もがき続けてゆくのです。

けれど、それは、決して、ARのせいじゃない。


私が、自分で、そのようにして、ここまで来てしまった、ということなのです。

Ray☆彡





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