わたし。
「月のひと」になりたい。
* * *
ある日。
クレーターの底。
けん けん ぱ を して、遊んでいたら。
上の方から 声が する。
…よく聞こえない。
…よく見えなくて。
「だぁれ?」 と、叫んで訊いてみた。
すると。
「ボクだよぉ!」 と、云いながら。
クレーターの底まで、ぽんぽんと 身体を転がすように やってきた。
そばに来て、気が付いた。
獏だった。
「どこから来たの?」 と、訊ねたら。
「決まってるだろ。地球からだよ。」と、応えてくれた。
「そっか。 …そうだったわね。」と、わたしが云うと、
「地球かぁ~」 月が、そっと、つぶやいた。
「地球の、どこから来たの?」
「え?」
獏は、ふしぎそうな顔をした。
「だからぁ」と、わたしはつづけて。
「地球には、国、たっくさん、あるでしょ? どの国から来たの?」
しばらくして。
獏はちいさくつぶやいた。
「ボク、、わかんない・・」
「そっか・・」と云ってから、「ごめんなさい」と、わたしは、あやまった。
それから、獏は、ふっと、明るくなって。
「ボクね? 地球を一周してきたんだ!」と、云うので。
わたしの目が、輝いた。
「わ~! すごい! 一周なんて!」
獏は、照れくさそうに、鼻をかいた。
「それで?」
「え?」
わたしの声に、また、獏は黙ってしまった。
獏が だまってしまったので。
「ごめんなさい」と、わたしは、もう一度、あやまってから。
「地球って、ステキなところだったでしょ?」と、訊いてみた。
「うん。ステキなところだったよ。」と、獏は、応えてから。
「でも。。」と、続けて。
「悪夢を観るひとが、たくさん、居たんだ。」
それは、夢を食べて生きる獏にとって、「悲しいことだったんだ」と、教えてくれた。
「ねぇ?」と、わたしは、ささやいた。
「地球って、何歳だか、知ってる?」
月がすぐに応えてくれた。
「46億歳だったね。」
「そう! 正解よ♪」わたしが、うれしそうに応えるかたわらで。
獏が、目を丸くして、「46億・・」と云うので。
「じゃぁ、地球の直径は?」
「じゃぁ、赤道の長さは?」
「海流のできる仕組みは?」
「クジラがもぐれる深さは?」
「オーロラができるのは、なぜ?」
「カミナリは、何ワット?」
「竹が、ひと晩に伸びる長さは?」
「蟻の歩く速度は?」
わたしは、おもしろがって、次々に、問題を出してみた。
獏が、次々と正解を出してくるので。
「すごいわ! 地球を一周したから、なんでも知っているのね♪」と、わたしが云うと、
「地球の ~『学び直し』~ だね。」と、月が笑った。
その月の声に。
わたしと獏とは、顔を見合わせて。
宇宙(そら)をあおいで、笑いました。
~~ ★ ~~ ★ ~~ ★ ~~ ★ ~~ ★ ~~
sure_kusaさまからのお誘いから・・
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『学び直し』 の日記に寄せて~☆
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sure_kusaさま♪ お誘い、ありがとうございます☆彡
うきさま♪ いつも、ありがとうございます☆彡
そして♪
お読みくださった 「あなた」 に・・
ありがとうございます☆彡
Ray☆彡
「月のひと」になりたい。
* * *
ある日。
クレーターの底。
けん けん ぱ を して、遊んでいたら。
上の方から 声が する。
…よく聞こえない。
…よく見えなくて。
「だぁれ?」 と、叫んで訊いてみた。
すると。
「ボクだよぉ!」 と、云いながら。
クレーターの底まで、ぽんぽんと 身体を転がすように やってきた。
そばに来て、気が付いた。
獏だった。
「どこから来たの?」 と、訊ねたら。
「決まってるだろ。地球からだよ。」と、応えてくれた。
「そっか。 …そうだったわね。」と、わたしが云うと、
「地球かぁ~」 月が、そっと、つぶやいた。
「地球の、どこから来たの?」
「え?」
獏は、ふしぎそうな顔をした。
「だからぁ」と、わたしはつづけて。
「地球には、国、たっくさん、あるでしょ? どの国から来たの?」
しばらくして。
獏はちいさくつぶやいた。
「ボク、、わかんない・・」
「そっか・・」と云ってから、「ごめんなさい」と、わたしは、あやまった。
それから、獏は、ふっと、明るくなって。
「ボクね? 地球を一周してきたんだ!」と、云うので。
わたしの目が、輝いた。
「わ~! すごい! 一周なんて!」
獏は、照れくさそうに、鼻をかいた。
「それで?」
「え?」
わたしの声に、また、獏は黙ってしまった。
獏が だまってしまったので。
「ごめんなさい」と、わたしは、もう一度、あやまってから。
「地球って、ステキなところだったでしょ?」と、訊いてみた。
「うん。ステキなところだったよ。」と、獏は、応えてから。
「でも。。」と、続けて。
「悪夢を観るひとが、たくさん、居たんだ。」
それは、夢を食べて生きる獏にとって、「悲しいことだったんだ」と、教えてくれた。
「ねぇ?」と、わたしは、ささやいた。
「地球って、何歳だか、知ってる?」
月がすぐに応えてくれた。
「46億歳だったね。」
「そう! 正解よ♪」わたしが、うれしそうに応えるかたわらで。
獏が、目を丸くして、「46億・・」と云うので。
「じゃぁ、地球の直径は?」
「じゃぁ、赤道の長さは?」
「海流のできる仕組みは?」
「クジラがもぐれる深さは?」
「オーロラができるのは、なぜ?」
「カミナリは、何ワット?」
「竹が、ひと晩に伸びる長さは?」
「蟻の歩く速度は?」
わたしは、おもしろがって、次々に、問題を出してみた。
獏が、次々と正解を出してくるので。
「すごいわ! 地球を一周したから、なんでも知っているのね♪」と、わたしが云うと、
「地球の ~『学び直し』~ だね。」と、月が笑った。
その月の声に。
わたしと獏とは、顔を見合わせて。
宇宙(そら)をあおいで、笑いました。
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うきさま♪ いつも、ありがとうございます☆彡
そして♪
お読みくださった 「あなた」 に・・
ありがとうございます☆彡
Ray☆彡
いつも、お読みくださって、ありがとうございます
お読みいただけることが、いつもうれしいです
ありがとうございます
ところで。。
日記のなかの、「わたし」が、獏に出した問題♪
正解、、わかりますか?
① 「じゃぁ、地球の直径は?」
② 「じゃぁ、赤道の長さは?」
①と②は、ネットの世界で、すぐに調べがつきそうです♪
③ 「海流のできる仕組みは?」
これは、、私は、5年?10年?くらい前に初めて知りました。
ヒント:温暖化の影響で、海流に変化が出るかも?
平均気温は、年間で、1℃ の変化があったとしても、
地球にとっては、、、
地球に住まう、わたしたち生き物たちにとっては、「たいへんな」 ことなのです。
心配ですね・・
④ 「クジラがもぐれる深さは?」
⑤ 「オーロラができるのは、なぜ?」
⑥ 「カミナリは、何ワット?」
この三つも、ネットの世界で、すぐに♪
⑦ 「竹が、ひと晩に伸びる長さは?」
むかし、むかしの、物語にありますね♪
たった一晩で、竹が屋根を突き破ったお話~
⑧ 「蟻の歩く速度は?」
これも♪ ネットの世界で、すぐに♪
* * *
月のひとになりたい「わたし」も、正解続きの「獏」も、
めちゃくちゃ、物知りみたいで、うらやましいです~☆
私も、、もっと、もっと。
地球のこと、、知りたいナ♪
Ray
そして、やっぱり、絵本のような優しい世界観と言葉の並び方をしていて、頭に情景が思い浮かびやすいなと思いました
ところで、月のひとになりたい「わたし」は、なんとなくレイ様のことなのかな…?と思っていたのですが、これはこれで、小説のように主人公がいるのでしょうか(*^^*)なんだか想像すると楽しいですね(^^)
そんなふたりの会話の問題、うきは全く正解が分かりませんでした獏くんすごい
でも獏くん地球のみんなの悪夢をお掃除しすぎて、お腹を壊しませんように
今、エロース先生のところで歌、歌って来ました。
相当うるさかったのでしょう 暴れてきましたから シッシッって聞こえたような気が
この詩、何か隠れたメッセージが・・
あっそうだ 間違いない!
獏 と ボク ← 掛けてるんだ ♪( ← そんなとこで食い付いたらきらわれるそ )
では、いきます ↓
① 「じゃぁ、地球の直径は?」
日曜日に測ったら 12,742キロメートル 位だったかな?
② 「じゃぁ、赤道の長さは?」
う~ん 大体4万キロメートル くらい かな? よくわかんない
③ 「海流のできる仕組みは?」
神様の思し召し( おぼしめし ) 万物の神よ アーメン
④ 「クジラがもぐれる深さは?」
40メートル? 水圧高いし
⑤ 「オーロラができるのは、なぜ?」
西城秀樹の仕業( ローラ~ ♪ )
⑥ 「カミナリは、何ワット?」
アントワネット?
⑦ 「竹が、ひと晩に伸びる長さは?」
好きなだけ( すきな竹)
⑧ 「蟻の歩く速度は?」
少しおそい
いい質問ですね ♪ ( 池上さん風に )
← 亀さま( 神さま
) お願い おせーて ♪
すぐにコメントをくださったこと、ありがとうございます~☆
うれしく読みました♪
あ♪絵本みたい、、ですか?
わ~♪ 私にとっては、この「月のひとに」を、そんなふうに云っていただけることは、
最高の褒め言葉です♪
ありがとうございます
* * *
月のひとになりたい「わたし」は・・
気持ちとしては、私の分身、、、みたいな感じ・・なのですけれど・・
「こうあればいいな」という、願いをかなえている「ひと」でもある・・
そんな、感じ、なんです。
なんにもみなくても、なんにも調べなくても、
地球に関する数字や、宇宙に関する数字が、ぺらぺらと、云える。。
これって、私の憧れなんです~☆
そして。。そうなんです!
私も、獏のおなかの中が心配なんです。
悪夢ばかりを食べていたら、、
おなかだけでなくって、こころまで、おかしくならないかな。。?って。
獏、、って、、
ほんとうに居るとおもいますか・・?
私は、ほんとうに、居るとおもっています
* * *
うきさまのブログのなかでは、この話題、もう数日前のことでしたのに・・
リンクまで、貼っていただいて♪
ほんとうにありがとうございました
Ray
あ♪ ドンちゃま音頭!
だいじょうぶだとおもいます♪
エロース先生は、愛の神様♪
きっと、寛大なおこころで見守っていらっしゃることと、おもいます
そして。。
わ~すごい~
解いてくださったのですね!
①は、先日の日曜日に計測したばかりだなんて!
すばらしい~!
②は、そうそう♪ だいたい、4万キロっていいますね☆
③ほんと、、海流のなせる技は?業?は、神様のお手によるもののような気がします。
④これ、、それがね?
3000メートルだっていうことらしいんです。
だから、ダイオウイカとの戦いもあるのでしょうね?
水圧のこと、私も心配なんですけれど・・
こんど、調べてみなくちゃ♪
⑤わ~、古くないですか?
昭和40年代くらいの歌ですか?
西城秀樹さん、、脳梗塞でしたっけ。。?
見事に復帰されて、素晴らしいです♪
⑥アントワネット!
すごぉい! このダジャレ技! ドンちゃまならではっ!」
⑦ほんと。ほんと。
竹にとっては、「すきなだけ」伸びている・・っていうことなんですよね~
深い~ さすがトンちゃま♪
⑧少し遅い・・
この「少し」っていうところが、「要」ですね。
だって、蟻って、ものすごぉく、さささささ~って、行っちゃうこと、、ありますもんね♪
楽しい時間を過ごさせて頂きました♪
ドンちゃま挑戦ありがとうございました
また、いっしょに遊んでくださいませ~
Ray