宝物の記憶 Ⅱ

今日は　ほぼ一日、眠り続けていました



病院から処方のお薬があるので　
眠いなか　起き出して

パンを少しと　ミルクをあたためて　食事とし
青い粒のお薬を　２錠、飲みました



初期の流産ではありましたけれど　
初期にしては　赤ちゃんが少し大きくなったからの流産でしたので

先日の検診では　子宮がまだ元の大きさにもどっていませんでした

出血も　まだ子宮のなかに残っているようでした



そのために　今、追加で処方されたお薬を飲んで居ます



知らないあいだに　もう少しで４ヶ月目を迎えようとしていた赤ちゃんは
知らないあいだに　心臓が止まっていたのでした

おなかが痛くなることもなく　赤々とした出血もありませんでした


取り出した赤ちゃんには　外見では奇形が見当たらなかったと聞きました


心拍の停止を　病院の先生にご確認いただいた、その前の検診では　
心臓は　しっかりと鼓動を繰り返していました


そのとき　ちいさなおててが見えました


羊水があるようでした

へその緒が見えました

胎盤ができ始めているのが見えました


頭のなかで　脳を作るための準備が始まっていました


赤ちゃんの居る袋が　しっかりと大きいのを見て
「流産しにくい形になっている」。。と　病院の先生がおっしゃいました



赤ちゃんの元気な姿を見たのは　主人はそれが最初で最後でした

私にとっては　２回目でした

日曜日でした



そのほぼ１週間後、月曜日
３回目の検診で　心臓が止まっているのを知りました



明日は　出勤なのです


昨日は　Ｋちゃんといっしょに
派遣先の他のオフィス・・Ｊ町とＨ台に出向きました


在宅ワークは　６月１日から復活です


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今日は　お布団のなかで　雨の音を　たくさん聞きました