かなりの
にてやってます(^^ゞ・・・私のSHOCK。今日は先日?に引き続きパート③ニ幕・・・行っきます。
冒頭はオーナーが墓穴を掘る・・というシーンからになっていたニ幕・・・。
♪セメタリーのあのドロドロ感?のあるゴーストさんたちの動き(見せ方)も若干、変わってた様にも思いましたけど・・?(どうだろ?)♪セメタリーで十字架に張り付いたコウイチ・・・。
そんな♪セメタリーをプロローグに、彷徨えるコウイチの魂・・・怨念、生と死との葛藤をも美しく、そして狂おしく定まらない魂の行きつく先を究極のシェークスピアにのせて魅せてくれるこのシーンは、たまらなく美しかったり・・神秘的だったりと。豪快さとか迫力も・・・で、なんだかもの悲しくて哀愁も・・。
ここはなんといっても光一さんの声が魅力。そして光一さんのそのひとつひとつに見せる表情・・・特に目かな。その時々、瞬時に見せるその目力がたまらなく良くて・・・。
新しくなってた衣裳は素敵な色・・・。この衣裳、前からの見た目よりも背中のデザインがすごく凝ってた気がしたのだけれど・・?(だんだんその記憶が遠くなっちゃってるな・・・)でも、満点の星の下、すごくきらきらしてた。
ヤラくんのリチャードも滑舌良くって、演技の切れがよくって見てて気持ちいい、殺陣同様に素晴らしかった・・・。
Reunionで見せてくれる切なく美しく映しだされるあの場面。
そのシーンの演出が私、大好きなんです。
オーナーが♪”汚れた両手で・・・”って歌う(歌詞は違うけどあの♪追憶の雨のメロディーの)場面・・「戻れない日々」
バックの光の中に現れるコウイチ(これはコウイチの魂といったらいいのでしょうか)コウイチは英詞を歌いますよね・・・その掛け合い・・というか、交差するそれぞれの声・・・、そして曲最後にはふたりの声が♪”・・・will be togeter in our hearts forever・・・ ”の歌詞で重なって・・・なんて素敵なんだろう・・。そこからのふたりの踊りもすごく表現されていて、その心の叫び・・というか葛藤が・・・。そのオーナーの「なぁ・・コウイチ・・」の声とともに私自身もここは涙さそわれたところです。
もうすごく涙流れてきちゃって・・・。そして消えてゆくコウイチのあのうしろ姿のあのシーン・・・もう切なすぎて素敵すぎて・・・。
好きだなぁー・・このシーン・・・。
このシーンは、オーナー自身の苦しみと深い悲しみ、葛藤が表れているシーンですが、植草さんで見るそれは、それプラス何かコウイチを包みこむような、なんというか・・そんな大きなものも感じられた瞬間だった気もしました・・・。
で、やんちゃな”ただいまぁ~!”にはじまっての(笑)続くステッキ持って4人で踊るシーン。その時の笑顔がすっごくすっごく素敵でほんっと楽しそう!”楽しいんだろうなぁ~!楽しんでるなぁ・・・”って思わせてくれた場面でした。(ここでの恒例のお笑い場面はパート①で書いたんで省きますね。)
ダンスバトルシーンの♪”Why don’t you~ ”で客席からステージ上がる瞬間の光一さんのジーパンのお尻がほとんど無い?状態で・・
(←前にも?パート①かなんかで書いてたか?ちと、しつこかったですかね
)って、だってあんまりにも印象的だったもので、すんませんっ
このコウイチ×ヤラ ダンスバトルシーンはほんっと見もの・・。ある意味ヤマ場・・すごく見応えありますよね。
舞台で観るこの曲って思ったより長いし、耳で曲だけ聴いてるとその煽る感じといい、スピード感バッチリの曲ではあるんだけど、ダンス自体をね実際ガン見してるとすごくゆっくりなくらいに思えて目に留まるくらいのダンスの正確さっていうのかな?肩の動きといい、当たり前だけど気持ちいいくらいかっこよくて。ちなみに相変わらず箱の上にのるコウイチはかっこいい!間近かでみたこのダンスはジャケットがすれる音まで聞こえてきちゃいそうな迫力とかっこよさだったな
告白シーン・・・。
私的にこの告白シーンでは、はっきり言って毎回といっていいほど泣きます。大体、マチダくんの『みんな仲間じゃなかったのかよ・・』の台詞のとこまでくるとおさえきれずお決まりかのごとく・・・涙があふれます。
話は前後しますが、今回、一幕観終えての休憩時間になんとな~く思ってたことは ”なんだか泣く気がしない・・・”って。
でも、さっきも書いたけどあの大好きなReunionで泣きましたがね。・・で、今回のこの告白シーンでは泣きませんでした。
今回ってマチダくんキャラが手にとるように変わってたのがわかりましたよね。と、そう私は思いましたけども・・。
私がいつも涙あふれだすその『みんな仲間じゃなかったのかよ・・』の台詞は無く、その後の展開で見せるマチダくんの『こんな気持ち、初めてだ・・。オレ、こわいよ・・・』の台詞も、夜の海のシーン中の『コウイチがいなくなった今、俺達はこの先どうやって行けばいいんだ・・・(だったかな?)』なども無く、台詞も変わっていて(変更になった台詞はもう記憶に自信なくて書けません
)マチダくんキャラが変わっていたとしっかり感じ取れました。
私的にはマチダくんはコウイチの強さを受け止めたのだと思いました。で、そんなマチダくんキャラの演出のおかげで私も強くなって(笑)その場面を泣かずに受け止められたのかな?
なんて・・・。
で、台詞はかわってもこんなにも自然に受け止められて流れていくものなんだなぁ・・とも・・。
また話それちゃうけど、台詞とその流れの面でのことだけど・・いつの頃だったかな?多分、2007年のSHOCKで・・だったと思うのだけど、
今でもよく覚えているのは、1月に観劇したときは♪”What’s 10wanna say”という曲の中の歌詞、”I’am No.1(ナンバーワ~ン!)”ってコウイチが歌ってたのが、2月に観劇したらそこの歌詞が”ドリームカムトゥルー~!”って歌詞に(これは現在もそう歌われてますが)変わっていて・・・。
で、同じくコウイチの台詞で”今度のショーに全身全霊を懸けるつもりです”の台詞が、実際今も言われている”今度のショーに思い描いた全てを・・・”の台詞に変更になっていて、ちょっとそれ聞いたときは”全身全霊”って言葉の響きが印象的だったせいもあってなんだかもの足りなく感じたけど、見終わった時はすごく流れ的に自然で良かったなぁ~って後から思ったのを思い出しちゃいました。
ヤラくんも今回、同じライバル役でもキャラの中に隠し持った屈折した部分や弱さみたいなもの見せてたように思ったし、同じライバル役でもやっぱり違ってた・・・。
去年のヤラはライバル心むきだしで・・・。
でも今回そのライバル心むき出しな部分はジャパネスクや”殺陣”に見事に表現されていたし、”リチャード”もすごく良かった。
ヤラくんの台詞「あぁすりゃよくなる、こうすりゃ・・って毎日毎日、お前のアイディアに振り回されてみんなコウイチについていけなくなってるんだぞ!」(・・みたいな?)台詞・・・印象に残ってます。←なんかこの台詞って今回のSHOCKならではって感じでなんだかリアル(笑)・・・。
実際、このSHOCKのカンパニーさん達はしっかりついてくみんなだけれどね
ちょっと、ついでにリカさんにも触れようかな
今回のリカさん、明るくってかわいいキャラでひたむき?というよりはやや積極性感じられたりも。
んで、ほんっと細いけど強いっ!(笑)←ごめんなさい、好き勝手かいちゃって
オーナーとのやりとりもなかなかコミカル。で、基本・・父娘関係は良好(仲良し?)で・・・。
ん・・・なんだろね? ・・オーナー!とっても愛らしい、いい娘に育てましたね
さすがっ・・・っ!?(笑)
・・って話戻して・・・っと・・。
で、最後のショーの場面。
ナオキさんとのセッションは、すごかった
このセッション、奥が深いなぁ~・・って
生のブラスセッションバンドの加わりで、こんなにも和と融合した、ある意味ジャズっぽさも楽しめるというこんな風にも聴かせてもらえるなんてね。すっごい進化!これもまたいいって、私・・ちょっとノリノリだったりしてたかなっ(笑)
あ、そうそう・・ずーっとの舞台中・・・、舞台両脇(壁面)のオーケストラさんも印象的でした。
それから・・・常にフライングは優雅ではあるけれど、
ニ幕のラダー・・帝劇の空をあの堂々たる音楽にのせて舞い繰り広げるフライングは一段と優雅。
ほんっとに見とれちゃう・・・。
ヨネハナくんがコウイチをフライングに送りだす時(肩)叩く手がコウイチの心に力強く届く瞬間ですよね。
今回は2階席での着地シーンはただただ見上げるだけの私でしたが
で、いつも思うことは、どのフライングの時も光一さん着地がね、ほんっと綺麗でしなやかで・・・。
どーしてそんなにも見事なまでに素敵なのって思ってしまうのだけれど、今回またあらためてそれ、すごく感じました。
『夜の海』はその時々で毎年、感じ方が違ったりします。儚く思えるときもあれば愁いを伴うことも・・・。そして力強く思えるときも・・・。
マスクの場面は今までと違って、今回は次から次へと形相を変えるマスクではなかったけれど、大傘から力強く衣裳を脱ぎ取って夜の海の衣裳で現れたコウイチの姿を見たとき、瞬間のそのコウイチに私は・・・既に自分は生ある身ではないけれど、やがて消えてしまう身ではあるけれどそれでも最後の最後まで恐れることなく”生き抜こうとする闘志・・・”のようなもの感じました。
そして、夜の海をその生の限り踊りきった後・・さくらの花びらに手を伸ばしながら倒れ逝くコウイチは”悔いはない・・・”といった表情のようにも感じ取れたし、メンバーに抱きかかえられて花びら降り注ぐ大桜の下に横たわるコウイチには、その壮絶さゆえの美しさ・・を見たような気さえしました。
本当に綺麗だったし、そんなコウイチに優しく降る桜の花びらの本当の意味をなんだか感じ取れた瞬間だったようにも思いました。
・・・で、最後のシーン♪”CONTINUE”・・・。
コウイチの天使というか・・そんな白の衣裳の裾が歩くたびにゆらゆらゆれて・・・それ見るのがすごく好き。
この”CONTINUE”聴きながら、思ったことは・・・SHOCKは、いつも夢や希望をいだき続けながらもそこで苦しんだり、悩んだり、悲しみ・・・そして立ち向かう・・・。
そして、前を向く強さなるものや常に走り続けることの意味・・・Show must go on!であり続けるコウイチ。
よくコウイチは”孤高”の存在とかって言われたりしていて、今までのSHOCKはそんなコウイチの心の内側や、SHOCKが伝えたいこと自体はある意味、実際、観ている人の心と感じ方に委ねられてきたところがあって(私はそんな風に描かれるSHOCKやそんな”孤高のコウイチ”も好きだけど)けど、それよりも何よりも今年のSHOCKはそうじゃなかった・・・、そしてコウイチも違っていた・・・ということ・・・。
で、またまたここで書かなきゃいいのにまた、脱線してしまうのだけど・・・。
実は私、この”CONTINUE”のシーン見つつ、聴きつつ・・・こんなこともふっと頭の中、よぎってました。
このシーンのあとに♪”One”が聞けたらなぁ~・・・などと・・・そんな気持ちにふとさせられまして・・・。(2006年のSHOCKで最後に歌われたあの曲。)
曲としては、私すごく好きなもので・・・・それにその♪”One”の歌詞なんかがつい浮かんできちゃったものだから、今回その曲がここであったとしたら・・・?とか、歌詞的にあってもいい?んじゃないのかな・・・とか、つい思っちゃったもので・・・。
でもやっぱりそれ今回のコウイチが歌っちゃったら違うんだろね。そうなっちゃうとまた方向性の違った意味においてのIt’s all right !になっちゃうんだろね・・・などと。
すんませんっ 妄想癖ひどくって
やっぱり♪”続くと・・・・”ってとこでいいんですよね。
オーナーの「あなたにとっての走り続ける・・・?とは何でしょうか?ショーの世界ではそれをShow must go on~と言い・・・」のような行りの問いかけではじまったSHOCK一幕最初・・・。
これまでの孤高のコウイチも好きだけれど、最後のシーン・・・天に召されしコウイチの美しくも神々しい姿のシーンでは、オーナーの「前を向き続けながらも、時には立ち止まって見つめなおす・・走り続けること、それが全てじゃない・・・。ショーはひとりでは続けることはできないんだ。コウイチそれだけは忘れるな・・・。」と(←確か、こんな感じ?の言葉でしたよね
)そんなオーナーの最後の言葉・・・。すごく響きました。
コウイチもそして、きっと誰もが受け止めたはずの、そんなオーナーの響きある言葉で♪CONTINUE・・・、そして幕・・・。
CONTINUEってのは「続く」ってことでしょ・・?
光一さんは最後のご挨拶で、植草さんに出演してもらったことでSHOCKにまた温かみが加わった・・・と言っていました。
今回、年上オーナーという存在で、おんなじSHOCKをよくここまでに・・・そして、こんなにまでも変わることができるんだと素直に感じて、その変化にはみんなと同じように感激した私でしたが、こんな風に書きながらも、既にもう・・また次なるものへの密かな期待さえいだいてしまったりしています・・・。
再演、再演って言われるけれどただ単に単なる再演じゃなくて、SHOCKのスタイルはそのままに、町田くんが言っていたように”Endless SHOCK”といえるほどのジャンルにまで(町田くん、良いこと言う~!)作品をもっていく。
体のタフさもそうですが、光一さんの心のタフさ、・・・そしてメンタル面のタフさには、”矜持”という言葉があるけれど(どっかの誰か?が使っていた言葉で、ちと使いたくは無かった気もするけど、もちろんいい意味において)座長の涼しい?その顔からは想像こそさせないプロの矜持。決して私などには測り知れない、生半可なもの・・・というか生ぬるいものではなかったはずの、はるかに越えて培ってきたこれまでのひとつひとつの全てから身についた
”座長の矜持”感じます。
だから大賞も記録も、常に現状にとどまることを知らない光一さんではあるけれど、それは確実に着実にあなたが一公演一公演を大切に全力で演じ抜いてきたことの証しで、すべてはこれからも更に彼自身の糧となる確かなものなのでしょうね。
SHOCKには毎年観るたびに、回を重ねるごとにまた今年のSHOCKが一番良かった・・・って毎年思わせてもらっていて(※注キャスト面という意味ではなしに)正直、2005年のDVDを年々、見ることが出来なくなっていた頃もあったりしてました。
で、光一さんたちはSHOCKの世界のShow must go onを地でいく・・・とかってもよく言われたりもするわけなので、私としては、なんだか今年のSHOCKみちゃってからは益々、ほんっとコウイチと光一が、そしてそのカンパニーとカンパニー(!?)が私の中ではどんどんどんどん近くなっちゃってて・・・。それはいつにもましてリアルになってきてますね。
そんな光一さんをいつもまわりで支えるカンパニーのメンバーも、二ヶ月という長い期間もやっていると、みんなに日々様々な感情やパワーがでてきて、息遣いというか・・それが舞台に乗っかったりしてそれがまた光一さんを押し上げる目に見えない力になったりして行くんでしょうね・・・。
SMGO~!
本当にいいショーでした・・・。
堂本光一=SHOCKというくらいの(打ち上げの様子の米花くんのwebでも”光一くんのSHOCKに懸ける想いはすごかった”ってあったのも読みましたが)その光一さんの中にまだまだ眠る頼もしいほどのそのSHOCKに懸ける想いと可能性を形に変えた次なるものへ”続く”期待と予感・・・。
こんな風に書きながらもあらためて、今でもまだまだ今年のSHOCKにたまらなく「拍手」・・・。
また色んな顔を見せてほしい・・・。
なんだか思いつくまま気のむくままにだらだら?と書いてきてしまいました。
で、また明日になったりもするとまた違った想いが湧き出てきたりもするわけで・・・(←こんな風にまだまだ私はSHOCKからは抜け出ることは出来ないSHOCKモード・・というわけで)
ですが、そんなあとの想いは私の中に封印することとして、とりあえずはここで終わらせたいと思います。
私と同じでまだまだSHOCKモードの方も、もう既にそうでない方も←もうそうでない方ももしこれ読んでいただいてまた思い返してもらえたら嬉しいな・・なんても勝手に思いながら・・・。
好き勝手書いてきましたが、長々とお付き合い(読んで)下さった方・・・、ありがとうございましたぁ
また来年の『SHOCK』・・・、もしくは、また彼が創り上げる世界に出会えることを楽しみに・・・。