係助詞は、ドイツ語やイギリス英語の決定疑問文の語順に
似ていると言っているのは、私だけでしょうから、
係助詞「や」と「か」の疑問文に名前を付けました。
係助詞「や」の疑問文を「後続部分疑問文、後方部分疑問文」と、名付けます。
後続部分疑問文は、ドイツ語やイギリス英語の決定疑問文と同じです。
係助詞「か」の疑問文を「先行部分疑問文、前方部分疑問文」と、
名付けます。
係助詞「や」は、「あり」の娘言素で意味は「あり」だ。
係助詞「か」が動詞なのは、係助詞「や」の類推からほぼ間違いない。
動詞なのはわかったが、どういう動詞なのかわからない。
作業仮説として、
「か=こ+あり=共に+あり=ko+ari=koari=ka=か」
がありそうな気がする。
「新治筑波を過ぎて幾夜 寝つる+か」…平叙文
=幾夜 寝つる+か
=幾夜 寝つる+共に+あり
=幾夜は、寝つると、共にある
「新治筑波を過ぎて幾夜 か 寝つる」…疑問文
=幾夜か寝つる
=幾夜+共にあり+寝つる(と)
=幾夜は、寝つると、共にありますか?
=幾夜寝たんですか?
何とも言えないな、もう少し例文が欲しいね。
同様に係助詞「ぞ、なむ、こそ」も、出自は動詞である可能性が高い。
係助詞と文末が一定の関係にあって、疑問・強調・感嘆…等の機能がある事は
「ぞ、なむ、や、か、こそ」が動詞で「動詞+主語」の倒置形式という事だ。
つまり
・公理(1)「は=や=あり」、
・公理(4)主語と動詞は隣り合ってさえいれば良い。…これの発達型
こう言ってるのとほとんど等値だ。この二つはほとんど等値だ。
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