奈落のボレロ

Also sprach cyubaki3

2012年

2010-02-03 12:20:58 | 日記
先日目黒の図書館へ行った時、雑誌コーナーに(擬似)科学雑誌「ムー」があったので久々に手に取って記事を拾い読みした。どうも最近のオカルト業界はアセンションとかフォトンベルトとか、いわゆる2012年問題で盛り上がっているようだ。

この手の終末論というと真っ先にノストラダムスの大予言を思い出すが、今思うとあれは1999年という設定が絶妙であった。最初のブームは1974年頃だったと思うが、例えば当時15歳の少年は「そうか、自分が40歳の頃に人類は滅亡するのか」などと夢想できたわけだ。25年後というのは言わば近未来ではあるが、それほど差し迫った話ではない。1999という数も何か意味深げである。

それに比べると今回の2012年は数字としても半端だし、あまりにも時間的に近いのでかえってリアリティが感じられない。アナログ地上波の終末?と大して変わらないではないか!このように考えると、あらためてノストラダムスの大予言の1999年というのはよくできた話であったなと思う。

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