
エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド/ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン
これは思ったよりはるかに良かった。期待に違わず「プレゼンス・オブ・ザ・ロード」や「マイ・ウェイ・ホーム」などブラインド・フェイス時代の曲もちゃんと取り上げてくれているが、それらも単なる懐メロでは終わっていない。スティーヴ・ウィンウッドの張りのあるソウルフルなヴォーカルも健在。同じヤードバーズ出身の三大ギタリストであるジェフ・ベックと同じで、クラプトンのギターもまた全く衰えを知らない。この二人に比べるとジミー・ペイジだけは80年代以降劣化が著しいという気がする。キャラ的には三人の中で一番好きなだけにちょっと残念だ。