ブックメモリー

とりとめなく書いてます(/・ω・)/ブーン
読んだ本の感想、作家について、日々考えていることなどなど。

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2019年11月03日 23時44分05秒 | 広告



「私はあなたのファンですか?」

2019年11月02日 22時50分50秒 | 雑記

「私はあなたのファンですか?」

街中でいきなり見知らぬ人が話しかけてき、こう言われたとしよう。
善良な一般ピーポーの私は当然困惑する。
あれこれと考えた挙句、いくつか質問をする。私のファンを名乗る人は私の名前、生年月日。
身長と体重、だいたいの住まいを知っているという。
私はさらに質問をした。
私「じゃあ私の好きな食べ物は?」
私のファンを名乗る人「冬に旬の○○ですよね」
私「私の音楽の趣味を知っていますか?」
私のファンを名乗る人「△△さんが好きですよね!」
私「・・・・・・」
ふむ、これは・・・私のストーカーだ。と、私は結論づける。適当に話を切り上げ早々に立ち去らなければ。

しかしこれが芸能人やアーティストだとどうだろう。途端に話は複雑になってくる。
身長・体重・生年月日・好きなもの・出身地・・・すべて本当かどうかは別として自ら発信しているケースはほとんだ。
公開されている情報をすべて知っているからといってストーカーか?と言えばそれは違う(だろう)。

結局のところ自分が好きな芸能人やアーティストに直接「私はあなたのファンですか?」と問うしかない。
一番正確に近い答えを持っているのは本人しかいないのだから。
でもそれを他でもない本人に尋ねることはルール違反であるだろう。

つづく






壱日断食体験記

2019年11月01日 23時15分25秒 | 体験

最近食べ過ぎに悩んでいた。
冗談ではなく一日4食分食べている。肌荒れも酷いし便通も悪い。
丁度予定もなくのんびり過ごせそうな休みがあったこともあり、プチ断食をすることにした。

ルールはふたつだけ。
①プチなので1日のみ
②水だけは好きなだけ飲むがそれ以外はその日寝るまで一切口に入れない


以下、その体験記である。

前夜:なんとなくそわそわする。18時までにゴボウと鶏肉の煮物をドンブリ半分食べて食事は終了。
   その後はゆっくり過ごし、24時ごろ眠った。

朝方:悪夢を見る。恐怖の二本立て。しかしあまりにも支離滅裂な内容なため割愛。

6:47 トイレに起きる。お腹が空いている。でも私、頑張ってる♡という悦に浸ってやろうと決意。
7:19 起床。断食スタート!取りあえず今日は水だけだ!
    主人の食事を用意し見送ったあと、トイレに行き体重を測る。お腹が空いた。
7:30 スマホの乙女ゲーを起動。展開に納得がいかず、お腹が空いていることも相まって精神的に不安定に
    しょんぼりした気分でいくつかの家事をこなす。
8:50 9:00から散髪を予約していたので出発。お腹が空いた。
9:02 2分遅れで到着。すごく眠そうな店員さんがでてくる。お腹が空いた。
9:40 散髪終了。相変わらず店員さんは眠そうだ。この店員さんは朝ご飯を食べたのかと思うと腹が立った。
10:30 ぶらぶらしてから帰宅。水を飲む。便がでない。掛け布団を干す。お腹が空いて力がでない。
10:40 水を飲みのみ、茶碗を洗う。ご飯を食べていないのですぐ終わる。切ない気持ちになる。
10:55 布団で横になりながら、スマホで育成系ゲームをする。
    仕事休みの日にこんなだらだら何やってんだろ・・・いや、断食体験してんじゃん!とちょっとテンションが上がり始める。
11:05 今のところ、散髪する用事があったのと便視気味なのとで空腹の辛さはまだ来ていない・・・わけがない
    ご飯を食べられないので力がわいてこない。寝ることにする。 
17:30 この時間まで延々寝たり起きたりする。
    空腹感がどんどん酷くなってくる。起きているとご飯のことしか考えれなくなるので水を飲んで寝る、の繰り返しをする。
18:30 プチ断食のときには軽く運動をすると良いとのことなので、空っぽな体にムチをうって無理やり散歩にでかける・・・

その後の経過

19:30頃 家に戻って来る。
     ふらふらしてもう無理だと悟る。
その次の瞬間、冷蔵庫に飛びつき・・・私の断食体験はそこで終了となった。


皆様はぜひ無理と悔いのないプチ断食を。




圧力鍋と私ー世代を超えた呪いー

2019年10月31日 18時22分29秒 | 体験

※圧力鍋は使い方さえ間違えなければ大変便利な調理道具です
また、私が圧力鍋を使いたくてしかたないということを心の片隅に置いていただければ幸いです。
いかなる圧力鍋も否定する気はありません。
以下は半分ネタです。皆さまは楽しい圧力鍋ライフをお送りください。


私は呪いにかかっている。

それは、圧力鍋を使うことができない呪いである。
この魔法のような調理器具を使えない呪いを私にもたらしたのは何を隠そう私の実の母だ。
しかし当の彼女は圧力鍋を使いこなす。
なぜか。それは、彼女が私に呪いを移したからだ・・・あまりにも有名な映画『リング』(原作は小説。鈴木光司著)のようではないか。
なんと恐ろしいことだろう、彼女は圧力鍋を使いたいがために娘の私を犠牲にしたのだ。

・・・そのとき、鍋が爆発したのよ。爆発してバーンて・・・鍋が垂直に真上に吹っ飛んでね、それからね、
お米がわあって同じく真上に吹っ飛んだの。お米粒がね、換気口に張り付いて・・・からっからに干からびてもしばらく落ちなくってね・・・本当に本当に怖かったわ・・・

これは母から聞かされた母の母(つまり祖母)の圧力鍋失敗談である。
この母の思い出話で、私は呪いにかかってしまった。聞いた瞬間その場にいた筈もない私がまるで実際現場を見たかのような鮮明な映像が頭の中を駆け巡った。
以後、私は圧力鍋を見ると酷く怯えるようになった。

冷たい言い方になるが、非は祖母にある。
聞くところによると祖母は単純に使用方法をミスったらしい。鍋蓋が横ではなく上に吹っ飛んだだけ儲けものだろう。
そう、圧力鍋は悪くない。だからこそ(恐らく壊れたその祖母の)圧力鍋は無念だっただろう。
それで、せっかくなので私たちを呪うことにしたのだ。

今となっては激しく後悔しているのだが、私はこの呪いを職場の人に移してしまったことがある。
しかし移したはずなのに、私の呪いは母とは違い、解けなかった。
なんていうことだろう。これでは本当に『リング』と『らせん』まんまのオチである。
※『らせん』も鈴木光司著。気になる方は映画も良いですが、ぜひ小説もどうぞ。

私は今でも旦那が使いこなす様子を少し離れたところからそっと見守っている。この呪いはいつ解けるのだろう。
否、それより・・・私は友達や子供にこの話をせず、一生を終えられるだろうか。
もはや私は呪いを移せない。この呪いは変質して耐性をつけてしまい、感染させてももう私がいち抜けできるわけではない。
でもどうしたらいい。私は圧力鍋を使いたい・・・野菜がすべてとろっとろにとけこんだカレーを作りたい。
この「ループ」から、私はいつ抜け出すことができるのだろう。

うっかりブログに公開してしまったが・・・別に悪意はないのだ。
たぶん。

さじを投げられがちな僕ら―ある左利きの愚痴―

2019年10月30日 21時37分02秒 | 体験

以下はあくまで一個人の体験と愚痴です。
すべての左利きが当てはまるわけではないということにご留意ください。

「ほら、お箸を持つ方の手だよ」
幼い頃ことあるごとにこの言葉をかけらた。これによって私の脳みそは混乱して崩壊し、以後治ることはなかった。
よって今でも「右だよ右みて右!」などと言葉で言われても一瞬では判断つかず、高い確率で左を向く。
※しつこいようですか一個人の体験です

ただ一世代上の人からは「左腕を縛られて矯正された」などというシャレにならない弾圧の話をまだ聞くことができる。
ギッ○ョは差別用語らしいが、基本的には明らかな悪意を持ってその言葉を投げかけられたことがないためこの言葉によって差別されたという感覚はないに等しい。
しかし、不便な点と勘違いされている点は多いにある。
左利きだからと言って頭が良いわけではないし、魔球を投げられるわけでもない。バッティングセンターでは年中不遇である。右バッターが右バッター専用ボックスが空いているのに左右兼用のバッターボックスを使用しているところを見ると実に切ない気分にさせられる。
個人的に一番つらいのは、銀行や郵便局にて伸びる紐のようなもので固定されているボールペン。そう簡単に字が書けると思ったら大間違いだぜ、という強い悪意すら感じさせるそれは悪筆な私の文字をさらに酷くするのだ。

しかし、配慮配慮と言われる世の中だが、別に特別扱いをしてほしいというわけではない。
私はただただおとなしく社会に溶け込みたいだけだ。
だからバッセンで左利き用のボックスを増やして欲しいだとか、左利き専用改札を作ってほしいだとかそんなことを訴えたいわけではない。
採血や予防接種のときに利き腕に針を刺されるのも慣れている。
そんな私が言いたいことはただ一つ。
どうかみなさん、何かを左利きから教えて欲しいと言われたときに「あ、左利きかぁ・・・」と身構えないで欲しい。
運動靴の蝶結び、服の着方、はさみの持ち方などなど、何か手仕事を教えなければならないとき、どうか身構えないでほしい
「左利きじゃないからわからない」とさじを投げられるのが一番寂しいのだ。

私はひっそりと右利き社会に溶け込んでいる。
そう、私はもうおおよそ右利き仕様に順応しているのだ。どちらからでも開けられる、そんな冷蔵庫を出されたとしても右利きの人と同じ方向で開けるし、左利き用ハサミの方が使いづらい。


もし左利きから何か手仕事を教えて欲しいと言われたら、特別配慮は必要ないのです。身構えなくても大丈夫。
いつも通りの手順を見せていただければ問題ないのです。
それではどうぞ、改めてよろしくお願いいたします。

そう、左利きはあなたのすぐそばにいるのです。


2019-10-30 21:37:02 初投稿
2019-11-13 18:20:41 追記・修正