半分私怨の入った愚痴になってしまうのですが、人が読んでいる本のカバーを勝手に外して何を読んでいるのか確認すること。
これ、酷いプライバシーの侵害ではないでしょうか。
個人的には手帳を見られるより恐ろしいことで、正直人の本のカバーをむいちゃう人の気持ちはわからないです!
だいたいそうやって見たがる人に限って「わーお!あんた変な本読んでるね」とかひどいこと言ってくるんですよね 笑
これは小~中学生のときによくやられていたのですが、流石に大人になると被害は減って行きますね。
オトナになるって良いことです。
頑張れば自分で好きな本も買えるんです。親から「そんな本は買わないよ!棚に返してきなさい!」などと死刑宣告されることもありません。
「本を読むことがスキ」というのも、さならが格闘技のようにさまざまな種類や流派があって、
読書好きを称する者同士が集ってもなかなか話がかみ合わないものです。
私のようにさらっと読んで1人であれこれ妄想をしてえへえへ喜んでいる人、作者の生い立ちなどディープに研究したい人・・・
格闘技でいえば柔道であっても、ムエタイであっても、ボクシングであってもそれぞれ我こそが一番だ世界最強なのだと信じて日々厳しい練習をしているのです・・・たぶん。
それぞれに神がいて天使がいて、神話があって、聖書があって・・・
何を言いたいかと言えば、ちょっと奇妙そうな本を読んでいるからといって変人の烙印を押さないで欲しいのです。
あんたは変な本しか読まないだの、
変な本しか読んでいないからそんな変なことしか考えつかないだの
そんな本ばっかり読んでいないでもっと明るい本でも読んだらどうなの・・・等々
心配になる気持ちもわかります。自分でもちょっと思い当たるところもあります。
でも・・・もう良いじゃないですか。
だって趣味なんですからぁ!
最後に本が好きと自称して一番嫌な思いをしたできごとについて。
面接官の方:「読書が趣味とのことですが、今まで感動した本だとか好きな本ってありますか?」
私:「はい!」
こちらも趣味だとおおみえきった手前、答えましたとも。あんまり好きな本について語るのは得意ではないんですが、面接です。
そりゃ張り切って答えますとも。
それにしたって相手方だって聞いた以上、表面上だけでも「アラー!ステキ!」と適当にあしらうのが礼儀ではないでしょうか?
「あ、こいつ危ない奴だ。なしなし!絶対なし!」というのは心の中で思えば良いことです。
その場で顔に出すのは反則です。
例え相手が『わが師折口信夫(加藤守雄著)』の折口先生の情熱的な求愛について熱く語ったとしても、『トウモロコシ畑の子供たち(スティーブン・キング著)』がいかに怖かったか力説されても・・・
2014-07-18 21:56:51 投稿
2019-10-15 19:58:07 大幅修正・加筆
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