ブックメモリー

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ありがとう、ありがとう乙女ゲー制作会社さん

2019年10月16日 19時05分36秒 | 雑記

近頃、いわゆる乙女ゲーにはまっている。自分好みのキャラクターを選択し、甘酸っぱい恋を存分に体験する。

最初に断っておきたいのは、これは浮気ではないと、いうこと。断じて違う。男性がAVを見て“ピー”以下のものだろう。
日ごろから友人と「ホストに行くのは浮気になるのか」などと議論してしまうほど私の貞操観念はガッチガチなのだ。

異論は受け付けます。


大変性格が悪い私はそういった類のものを、やったこともないくせに鼻で笑って馬鹿にしていたのだが、いざやりはじめると、きゃあああ!すばらしい!とあっさりと篭絡されてしまった。

ただ、複数の乙女ゲー(主にスマホアプリ)をライトに遊んでみた結果、大きく分けて2つほど残念な部分があったので以下に記しておく。

まず1つ、主人公(一応自分)の性格設定が可愛らしくて辛いという点。
性格が明るくって頑張り屋さんで、当然美人。つまり私自身が最も恐れる朝ドラ的主人公、要するに悲しいかな自分の性格と全くことなる
つきましては、最初に主人公の性格を最低でも4タイプぐらいから選べるようにしていただきたい。

1.明るい姉御肌タイプ
2.人懐っこい愛されタイプ
3.引っ込み事案だが頑張り屋さんタイプ
4.基本他人と会話がかみ合わない社会不適合者タイプ


2つ目。ゲームということは百も承知なのだが、結構初っ端から何にもしてないのに相手キャラおよび周囲がとにかく褒めまくってくれてしまうという点。
「かわいいね」「俺だけのものにしたい」「いつも頑張り過ぎ」「大好きだよ」等々。
そんなことを言われるほどの人間ではないと日ごろから痛いほど感じている私は、毎度毎度切ない気分にさせられる。そんな褒めてくれるな、と。
よって、恋の相手キャラにも「お前の体型にその服に合わないよ」「有給消化中だからっていたって、こんな時間にログインしやがって。早く寝ろや。そもそも早く次の仕事探せ」とか「え、こんな話題も知らないの?マジで社会不適合者」とかはっきり言って頂きたいのだ。
どんな服を着ても何をやっても「綺麗♡」「そんなところも可愛いよ」「ありのままの君がスキ」なんて白々しいことこの上ないではないか。
ダメなところははっきりとダメと言ってくれなきゃ

・・・なんてことをつらつらと書いて気がついたことがある。
これはゲーム会社さんの優しさなのでは、と。
そんなゲームをこしらえるのは簡単だ・・・だけれど、私みたいなアホが引っかかったら、もう本当の意味で社会的に死んでしまう。
だから、そう、例えゲームであっても陰キャをあえて突き放してくれているのではないか、と。
ゲームの世界に閉じこもってはいけないと、さあ社会にでるのです。生きていくのですよ、自分の足で立って。

ありがとう、ありがとう・・・ありがとうゲーム制作会社さん。
ただでさえ現実逃避しがちな私を、現実に押しとどめてくれて。ありがとう。

ありがとう。この御恩はいつか・・・



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