■EXTRA INNINGS RUNNING EVER! その1
車を運転してそのスタジオに向かうときは
首都高速を利用するのですが、
今日も「二十年後の恋」が流れた頃に、
私がハンドルを握る車は最後の分岐点に差し掛かりました。
本来ならばその分岐を右へ、
羽田方面というか横浜のほうに行かねばならないのですが、
曲が「Take Me Back 港の灯りが~♪」という部分になったところで
ちょうど左手にレインボーブリッジと海と空が見えて来てしまいまして、
あまりにも曲の世界に入り込み過ぎてしまった私は、
気がついたら分岐を左へ、、レインボーブリッジを渡っておりました。
すぐに「ああ、違う違う違う」と気づきましたが、
時は遅く、無駄にお台場を一周させられました。
「二十年後の恋」が力のある曲だと今日気づきました。
そんなこんなで辿り着きましたスタジオには、
すでにみなさん勢揃いされておりました。
本日は、SAX山本公樹さんとギター後藤秀人くんがお休み。
僕を含めた5人で主に新しい曲をあたっていきます。
今回、僕のツアーに初参加してくれるのはギター設楽くんです。
これまでも何度かステージに登場してくれているので、
もうワイルドかつ実は繊細なギタープレイはお馴染みです。
馬場バンドでは、私の好みもありまして、
「明日へのフリーウェイ」「男たちへ女たちへ」などなど、
2本のギターによるツイン・リードのフレーズを多用するのが持ち味のひとつなのですが、
そういう意味でギターふたりのコンビネーションが毎回重要です。
プレイの分担は基本的に2人のギタリストにまずはお任せして、
リハをやりながら全体のバランスを取りつつ、
アンサンブルを作り上げて行くようにしています。
今回は、後藤くんと設楽くんの初のコンビなのですが、
たまたま今日は後藤くんがお休みだったということで、
今がチャンスとばかり、私とバンマス渡辺さんとで、
そのあたりというか分担はどうなんだと、
設楽くんにインタビューを致しました。
設楽くんいわく、リハーサル初日を迎えるにあたって、
事前に電話でやり取りをしたらしいんですが、、、、、
●設楽くん
「後藤さんにですね、基本的なベーシックな部分は僕がやって、
上に乗っかるようなフレーズは後藤さんがやると言われました」
●渡辺さん&私
「えっ!それって、地味な部分は設楽くんが弾いて、
目立つ部分っていうか美味しい部分は後藤くんが弾くっていうこと?笑」
●設楽くん
「ええ、、まあ、、昔風に言えば、僕がサイド・ギターで、
後藤さんがリード・ギターらしいです。」
●渡辺さん&私
「そうなんだ笑。後藤くんが自分でそう言ったの?
ま、オレたちは全然それでもいいんだけど」
●設楽くん
「ええ、、、、。後藤さんが3歳年上ですから、、、。」
●渡辺さん&私
「3歳!!」
●金森さん
「・・・・・・・・・・・・。」
とういうことで、大変楽しい展開になっておりました。
ちなみに、コーラスは比較的高音の厳しいパートを設楽くん、
比較的に歌いやすいパートを後藤くんとなっているそうです笑。
上下関係恐るべしです。
このあたり、2日目に、事実関係を
後藤くんからもインタビューせねばなりません。
ベースは金森さんです。
バンマスはキーボード渡辺さんです。
ドラムは嶋田さんです。お隣は楽器チームの平間さんです。
いつも自転車繋がりで盛り上がっているようです。
嶋田さん、公樹さん、渡辺さんは自転車大好きみたいです。
ボーカルは私です。
今回新しく参加してくれるスタッフは明日よりご紹介致します。
さて、本日はリハ初日でしたが、設楽くんへのインタビューを中心に、
9曲ほど手を付けまして、ベーシックな部分を確認していきました。
明日からは、公樹さんと後藤くんも参加し、さらに進めて行きます
↑早くも曲順のイメージを語り合う我々。
まだ全貌は見えて来ませんが、みなさんに会える日の
その瞬間まで頑張りたいと思います。
ツアー初日まであと12日。
<EXTRA INNINGS RUNNING EVER!その2>は
明日全ての仕事が終わって、お風呂に入って梨を?いてから更新予定です。
すべてのフォト(by 110氏)