今回も高齢の・・・もとい恒例の夏一泊ツーリングということで、日光より北の福島方面まで足を伸ばしてみました。
参加者はビックホーン@TS250、ブロンコ@WR250、小鳥@KL250、BIGMINI@借物KL250、チャーリー@KLX250、燃費8キロ@XLR250BAJAで、bachi@KL250は残念ながら直前になり急遽不参加。
そして今回は遠方まで足をのばすこともあり、エンジン・タイヤ・体力温存ということで現地までトラック2台&ワゴン1台の積載で行くことになった。
店を5:00に出発し東北自動車道を駆って一路日光へ。
まずは今晩泊まるキャンプ場の駐車場にトランスポーターを停めさせていただき、バイクを下ろした後はすぐさま峠にゴー。
青柳今市線にのり、バイクを走らせること5分、すぐに一本並木の森林地帯に突入。
普段ならばこのような景色の場所に到達するのには、都心から何時間もバイクを駆ってなのだが・・・、今日は事情もかわって何か妙な感じである。
大笹牧場を通過し大笹峠を越え、23号線を左折して川俣湖方面へ。
まずは川俣湖の北側をはしる川俣温泉川治線の林道を北上する。
昨日の大雨でダートのそこいらじゅうに水溜りがあり、それを避けるのがいそがしい。前半は走りやすいコンディションであったが、後半はやがてガレてくる。
3キロほど走ったあとに休憩。
車で現地近くまで来たこともあり、飲料水の購入を全員が忘れていることに気がつく。
ここから少なくともダートが25キロ以上は続くので、当然店はおろか自販機もない・・・・。
数名がUターンして飲料水の買出しに。
更に北上し川俣檜枝岐林道を走り帝釈山を越える。いまだ経験したことのないロングダードに感激・疲労しながら馬坂峠へ。
途中、疲れが見え始めた我々に林道の神様がさっそく微笑んだ。
動画でご覧ください。疲れてポテって感じの脱力系転倒です。
幸い微笑まれたのは1名だけであった。
尾瀬御地に出たところでR352号線の舗装路に出てなぜかホッとする。
R352号線を右折して子繁峠を回り、本来佐倉山方向にすすむべき分岐点を通りすぎてしまう。
ならば素直にUターンをすればいいものを、ショッートカットできるダートがあるってんで、平沢林道へはいる。
ここがすごいダートで、4~5キロ走ったあたりからガレがすごくなり、その後はさながらトライアルコースに。
ここでほぼすべての体力を使い切ったかのように思えた。
すごい林道であった。もう二度と行かない、ゼッタイに。
当初の予定ルートに戻りR352から安ケ森林道へ。
ツーリングマップルを事前に見ると、「白砂が浮いていてスリッピー」って書いてある。
なんのこっちゃ・・・?。
走って見てすぐに体感。
ギョッとするくらいすべる・・・すべる・・・すべる・・・コワイ・・・・帰りたい・・・。
砂浜の砂みたいなのが路面一面に敷き詰められている感じ。
コーナーのクリップポイント付近は砂場みたいに深くなっている・・・。
そんなこんなで疲れきり、一日目の日程が終了。
夜はキャンプ場で温泉・ビール・バーベキューのフルコース。
2日目
再びキャンプ場から出発し青柳今市線にのり、今度は前沢稲ケ沢林道を目指す。
青柳今市線の舗装路をしばし走り休憩。
・・・と思ったらビックホーン@TS250がなかなか到着しない。
事情を聞いたら、最後尾でひとりヒッソリとしめやかに転倒していたらしい。
左足を強打した様子で痛い・痛いと・・・。
林道の神様が今年もビックホーン@TS250に微笑んだのであった。
前沢稲ケ沢林道に入り口に到着する。
この先8.5キロ道路没落・落石通行止めの看板が。
ここまで来て引き下がれるかっ!ってんで、行けるトコまで行くぜぃと発進。
前半は良かったが、次第に路面がガレてきて、最後にはトライアルコースに。
とどめは道路の没落現場で完全行き止まり・・・。
タイヤ2本分は通れるので行くか?!としばし悩むものの、先日の疲れと筋肉痛があいまって、全員の心が折れ断念。
引き返して再びトライアルコースを下山。
丁度お昼となったので、23号線にある「おそば・温泉民宿 まごころ」(日光市日蔭396/0288-97-1654)で昼食を。
大もりそば6名分+てんぷら3名分を注文。
ここのそばが旨かった~。
そんでもっててんぷらは絶品。
ピーマンは種を取らずにあげている。食べる前はエッて思ったが、これが旨かった。
特にみょうがのまるごとてんぷらは絶対に食べてほしいといいたいほど旨かった。
旨い昼食でまったりとし、なんだかもうダートはいいやって雰囲気に。
午前中一本のダートだけで今回は打ち止めとした。
大笹牧場でソフトクリームを食べて、さらにマッタリと。
キャンプ場にもどりトラックにバイクを載せ帰路へ。
最後に今回は旅レコというアイテムを使用した。
これは携帯電話よりちょっと小さなもので、手持ちのデジカメの近くにもっているだけで、いつどこで撮影した写真かをGPSデーターとして記憶しておいてくれるという優れもの。
ネットで専用ソフトをダウンロードして、ソフトを起動し、画像をパソコンに取り込むだけ。
インターフェースはこんな感じ。
地図上のカメラのアイコンをクリックすると、その場所の画像と日時なんかが表示される。
例の道路没落現場も「ここか」ってわかる、スゴイ。
今回のツーリングレポートを作るうえでも大変役立った。
追伸
帰ったあとの連絡でビックホーン@TS250が大変なことになっていた事実を知る。
予定がつけば10月の紅葉シーズンにもう一度行きたい。
それまでに直してくださ~い。まずはお大事に。