backroad man 2

庄内の細道トコトコ

写真撮影についての個人的な備忘録とボヤキ。。。

真実は撮れない、加茂の夕陽

2013-03-04 | バイク・風景・写真
6Dとα65・・ロクデーとロクゴーで紛らわしいのは名前だけでなく、ズームのやピントリングも違う。
このぐらい違う方が撮りはじめに緊張感があってよろしい(分けない)。
いつもスイッチON/OFFも間違えるし。。

操作の違いは多少イライラさせられるが、自分が選択したのだからしょうがないとして、露出と色味のクセの違いは何とか把握したい。
と言うことで昨夜またまたまた(?)ギター撮り。
色ダマが届いたので少しはやり易くなるはず。

絞り優先AE基本設定共通


α65 70mm(105mm) 0EV


6D 105mm -1.7EV


上のデータをPsで明るさ+10%ほど修正

6D で-1.7では若干暗く見えるが、原寸データで見る限り色ダマに関しては最もリアルだ。
-1.3だと少し明るすぎたので恐らく-1.5ぐらいが最も近いと思われる。
全く同じ被写体にカメラを向けて1.5EVも差が有る、というか改めてα65の露出が不思議だ。

長く雪に埋もれていた庭の甕がようやく出てきた。



はじめ柔らかな日差しだったが、撮っている間にジワジワ日差しが強くなってきた。



しかし写真とは皮肉な物で、自然界と違って明るさの上限がモニターや紙の白なので、明部のディテールを生かすと明るい日差しほど影が濃い暗い写真になる。



いつも思うが、撮る側も見る側も無意識のうちにそれをすり替えて見ている。
写真では真実は撮れない、いつもそう思う。

ところでカメラ始めたばっかりの人がこれを見てて写真撮るのめんどくせぇ、と思わなけりゃいいが。。

*****

重箱の隅を突くような事ばかり考えてると頭がカチカチに凝って来そうなので、6Dをオートで使ってみた。
クリエイティブオートとインテリジェントオートの二つ。
真っ青な青空に千切れ雲が綺麗だったので、すでにハクチョウは一羽も居なくなったスワンパークで試し。



何枚か撮ってみたが、空色がかなり残念だったなぁ。
大山に行って遅い昼飯を食べてから軽く散歩がてらまた試し打ち。



これでは暗くて固いイメージになってしまう。
どっちがどれか忘れたが、いずれにしてもなかなか思ったようには写ってくれない。
この設定に露出補正が+出来ればいいのだが、それじゃこれらのオートの意味が無いか。。

結局いつも通りAモードにして自分で露出補正して撮った方がやり易い。


6D 24-105mm ISO100 F7.1 +0.3

大山に行く前県38号を真直ぐ湯田川の方に行ってみたが、道がドンドン細くなり林道のようなところを抜けR345に出たので戻ってきた。
温泉街に行く手前で左に折れれば写真になりそうな所があるかもしれない。



海岸では波を撮ろうと思ったが、海は思った以上に穏やかであまり迫力のある波は撮れなかった。


6D 24-105mm ISO200 F11 -0.7

なぜか千切れ雲もすっかり無くなり、晴れて穏やかな海岸で陽が沈むまで夕陽を撮りつづけた。
なかなか綺麗な夕景が撮れたが、欲を言えば空気が澄みすぎて太陽も上空も全く赤くならなかったのが惜しかった。
もう三月かぁ、厳冬の荒海・荒波も殆ど撮れなかったなぁ。。

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