災難は「いつ」自分に降りかかってくるのか分からないと言う
お話です。
その災難は私の前を走ってました。
国道4号線を北に向かい
平松の交差点を右折して
宇大(宇都宮大学)方面に向かうのが
私の仕事帰りのルートです
平松の交差点を右折すると
50mぐらいで2車線になるのですが
その車は
右折をして
2車線と同時に右の追い越し車線に進路変更
私はそのまま左を走行。
その数秒後
いきなり、
私の前に車線変更
前方に車がある分けでもないのに・・・。
まぁ この先には宇大に入る右折車がいると
右車線は滞るので、それで車線変更したんだろうと
思ってましたが
その後は
徐行か!と言うぐらいのスローペース
そのペースにシビレを切らして
追い越して
再び 左車線へ・・・
この時、災難は舞い降りた。
いきなり、スピードを上げて私の車に
追いつき
ピッタリと車間を詰めて
クラクションにパッシング
「おいおい」
「何かしたか 俺」
無視して走っていると
収まる気配も無し
こりゃ このままでは収まらないと
思い
産業道路を左折して
今は無き 某レンタル屋の駐車場に
入ると、その車も入ってきて
車から飛び出して来た男の
第一声が
「ぶっ殺すぞ!」
でした。
見ず知らずの人に言われたのは
初めの事なので
ちょっと、ビックリ。
男の言い分は
私が煽ったとの事。
奥さんと小さな子供が乗ってるのに
危ないじゃないかと言うことらしい。
捲し立てるので大人しく
話を聞いてあげてましたが
仕事帰りで私も早く帰りたいので
反論開始。
「大体、煽ったと言っているが
ムリな車線変更をして
私の車の車間距離を無くしたのは
アナタでしょ?
その後、アナタの前に出たけど十分な
距離を空けて、アナタの前に入ってますよねぇ?
バッシング、クラクションをしたのは誰です?
アナタでしょ。
これを煽りっていうんですよね?」
段々、私も腹が立ってきて
「奥さん、子供が危険?
危険と言うなら それを防ぐのは
アナタでしょ!
見知らぬ車に喧嘩を売って危ないとは思いませんか?
アナタ自身が危険な行為をしてどうします
私がひとりだと思ったから煽ったんですか?
このクルマに数人乗っててもアナタは
同じ事をしましたか?
奥さん、子供に危害が加わる可能性もありますよね」
「それに
アナタは最初に
『ぶっ殺すぞ!』って言いましたよね
このまま110番に電話して
見知らぬ男に殺されかけてますって
通報してもいいですか?」
「ちょっと、面倒になりますが
どうします?」
「家族思いのアナタが家族に
迷惑をかける事になるかもしれませんが
いいんですね」
すると男が
「今回は許してやるよ」
そう言い放ってスタスタと自分の車へ。
まぁ 事を荒立ててもしょうがないから
今回は「私も許してやるよ」
次に災難を持ってきたら許さないけどね。