![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/0f/e9ec5414abe998d7244170c54db1be6d.jpg)
家で無意識のうちにギターを弾いてしまう時、いつもいる場所に一番近い場所に置いてあるギターを手にとることが多い。
その「一番近い場所」に置くギターは、不定期で変えている。
ここしばらく、その位置にはギブソンJ-200を置いていたので、最近弾くことが多いギターは、J-200だった。
だが、最近、久しぶりにマーチンHD-28カスタムに置き換えてみた。
そうなると、無意識のうちに手にとってしまうギターは、J-200からHD-28カスタムに変わる。
ここしばらくギブソンの音ばかり弾いていたので、久しぶりにマーチンに変えてみると、その音の傾向の違いを、あらためて実感する。
ギブソンの音は、J-200サイズのギターだと特に低音シフト。
で、すこし「こもったような音」。コードの低音部を強調して弾くと、弦に指やピックが当たる音がジャキジャキと聞こえ、そこがリズムを強調できてるような感じで心地よい。
で、マーチンに変えると・・。
音のクリアーさが段違い。
全体的に明るく、音に明かりが灯っている感じ。
ギブソンに感じた少しダークな音とは対照的に、非常に明るい。
どちらの音がいいかは、弾き手の好み次第だ。
音が違うと、無意識のうちに弾き方も変わるし、弾く曲も変わる。
こういうのが刺激やインスピレーションになって、曲が生まれることもある。
少なくても、曲の断片が浮かぶことは、よくある。
で、これをしばらく弾いていると、また元のJ-200に変えたり、違うメーカーのギターに変えたりすると、その違いがインスピレーションになったりする。
ピックでストロークすると、マーチンHD-28カスタムは、コードの響きの主張が強い。和音の響きに自分が包まれる感じになる。
その点、ギブソンは、ピックでコードストロークすると、コードの響きが歌の下部にいてくれて、リズムが手元にある感じ。
指弾きだと、マーチンHD-28カスタムは、空間に響かせ、音の残響を漂わせたくなる。
ギブソンJ-200は、指弾きだと、淡々と弾き続けたくなる感じで、指弾きにはやや物足りないかもしれない。
アメリカンギターの雄にして、人気や伝統という意味で両横綱メーカーである、マーチンとギブソン。
だが、そのギターのキャラクターの違いは、対照的。
一目瞭然・・ならぬ、一弾き瞭然。
どちらを好むかは・・・・貴方次第です(笑)。 ←都市伝説風に。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます