時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

マーチンとギブソンの違い

2011年09月13日 | 音楽活動

家で無意識のうちにギターを弾いてしまう時、いつもいる場所に一番近い場所に置いてあるギターを手にとることが多い。

その「一番近い場所」に置くギターは、不定期で変えている。

ここしばらく、その位置にはギブソンJ-200を置いていたので、最近弾くことが多いギターは、J-200だった。

だが、最近、久しぶりにマーチンHD-28カスタムに置き換えてみた。

そうなると、無意識のうちに手にとってしまうギターは、J-200からHD-28カスタムに変わる。

ここしばらくギブソンの音ばかり弾いていたので、久しぶりにマーチンに変えてみると、その音の傾向の違いを、あらためて実感する。

ギブソンの音は、J-200サイズのギターだと特に低音シフト。

で、すこし「こもったような音」。コードの低音部を強調して弾くと、弦に指やピックが当たる音がジャキジャキと聞こえ、そこがリズムを強調できてるような感じで心地よい。

で、マーチンに変えると・・。

音のクリアーさが段違い。

全体的に明るく、音に明かりが灯っている感じ。

ギブソンに感じた少しダークな音とは対照的に、非常に明るい。

どちらの音がいいかは、弾き手の好み次第だ。

 音が違うと、無意識のうちに弾き方も変わるし、弾く曲も変わる。

こういうのが刺激やインスピレーションになって、曲が生まれることもある。

少なくても、曲の断片が浮かぶことは、よくある。

 

で、これをしばらく弾いていると、また元のJ-200に変えたり、違うメーカーのギターに変えたりすると、その違いがインスピレーションになったりする。

ピックでストロークすると、マーチンHD-28カスタムは、コードの響きの主張が強い。和音の響きに自分が包まれる感じになる。

その点、ギブソンは、ピックでコードストロークすると、コードの響きが歌の下部にいてくれて、リズムが手元にある感じ。

指弾きだと、マーチンHD-28カスタムは、空間に響かせ、音の残響を漂わせたくなる。

ギブソンJ-200は、指弾きだと、淡々と弾き続けたくなる感じで、指弾きにはやや物足りないかもしれない。

 

アメリカンギターの雄にして、人気や伝統という意味で両横綱メーカーである、マーチンとギブソン。

だが、そのギターのキャラクターの違いは、対照的。

一目瞭然・・ならぬ、一弾き瞭然。

 

どちらを好むかは・・・・貴方次第です(笑)。 ←都市伝説風に。

 


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