トリビュートライブに備えて

１月６日のケメ・トリビュート・ライブに向けて、出演する時代屋としても準備をしなければいけない。
このライブは、今まで我々が参加してきたライブとは、ちょっと違う。
いつもの時代屋のレパートリーは一切演奏しない。
演奏するのは、全曲ケメの曲のカバーだ。

出演予定者はおそらく誰もが皆、選曲に苦労してることだろうと思う。
一番考えるのは、「この曲を選ぶと、他の出演者と曲がかぶるんじゃないか」ということ。
我々もそうだ。といいつつ、どの曲を選ぶかは、もう決まった。
で、今思うのは、「かぶっても、それはそれでいい」ということだ。
有名な曲を選ぶと、誰かとかぶる可能性は高そうだ。
だが逆に、皆同じことを考えて、有名な曲は皆外してくるかもしれない・・との思いもある。
難しいね～～。

まあ、仮に「かぶって」しまったとしても、今回のライブはそれはそれでいいと思う。
同じ曲でも、歌い手や演奏方法が違うと、その曲は別の印象で聴こえるもんだし、それはそれで楽しいとも思う。

ただ、この曲だけはライブの中から外すわけにはいかないだろうな・・という、「代表曲」がある。
ケメといえば、一般的に誰もがあの曲を思い浮かべるだろう・・そういう「マストな２～３曲」。
そういう曲は、出演者の中の誰かが披露したほうがいいだろう。
その辺は、確認しておいた。クリアできていた。よかった。


この「選曲」って作業は、難しい反面、楽しくもある。
私の場合、やっかいなのは、自分のキャラがケメとは対局にあるということだ（笑）。
ルックスもそうなら、声もそう。キャラクターもそう。
そんな私がケメの曲を歌ってサマになるはずがない（爆）。
でも、言いだした以上、やらねばならぬ。

ケメの曲の１つに「愛のソネット」という曲があるのだが、こういう曲は私には全く似合わない。
テレの方が先にたつ。だから、絶対に歌えない。
そう、ケメの曲には、私のキャラクター的に絶対に自分では歌えない・・という曲は多いのだ。
聴くのが好きな曲・・というのと、いざ自分で歌う曲というのは、違うんだよね。
一番いいのは、聴くのが好きな曲と、自分のキャラや声質がマッチしてることだが、そういう都合のいいことは中々ないのだ・・。

私が華奢でキーが高くて可愛いルックスだったら、そういう曲も歌えるのかもしれないが（爆）、残念ながらオヤ～ジな自分をいかんともしがたい。
そう考えると、選ぶ曲はけっこう限られてくる。
ケメの曲をカバーする場合、その点が難しい。
拓郎や泉谷あたりの曲なら、そうでもないんだけど・・。