マンションの駐輪場が狭いのです。ハンドルロックをするときに微妙に位置を調整しないとロックできません。
もう少しハンドル幅が狭ければ改善するので、ギリギリまでカットしました。
作業前のハンドル幅です。短いバーエンドキャップでも685ミリあります。
アドレスV125です。こいつは問題なく駐輪できます。測ったら610ミリでした。
ハンドルのカーブの部分までギリギリレバーをずらせば、10-15ミリ詰められそうです。
クラッチ側もスマホホルダーをずらせば10-15ミリ行けそうです。
面倒なクラッチ側から作業します。何が面倒って、グリップ抜くのが面倒です。
グリップはボンドで接着されているので、CRCを隙間からぶち込んでぐにゅぐにゅしてあげれば外れます。
スイッチボックスにはダボがあってずれないようになっているので、ダボ用の穴を15ミリずらして開けます。見えにくいですが0のあたりにセンターポンチを打ってあります。
ちなみに面倒ならダボ削ってしまっても大丈夫です。過去にやったことありますが、それほどくるくる回ってしまって困るというほどではないです。確かに手で故意に回そうとすれば廻ってしまいますが、スイッチ操作には問題ありませんでした。確かCB750Fにトマゼリのセパハンを付けたときに削った覚えがあります。
ボール盤もあるのですが、ハンドルはずすのが面倒なので、電ドルで作業しました。6ミリのドリルでダボが入ります。5ミリで開けたら入らなくてあとで6ミリに拡張しました。5.5ミリが手持ちになかったのですが、5.5ミリのドリルがピッタリかもしれません。
15ミリオフセットして開けました。
アクセル側も同じように15ミリオフセットします。ミラーははずした方が作業しやすいでしょう。
詰めた分15ミリを金ノコでカットします。
切れました。
やすりで削ってから、鉄製のハンドルなので、さび止めにクリアー塗装しました。
660ミリ?30ミリ狭くなるはずなので、655ミリの予定でしたが、良しとしましょう。
またがった感じは、それほど変化したという違和感はありません。ちょっと狭くなったかな?程度です。
クラッチ側のグリップはボンドをエンド側半分くらい塗って、半乾きで挿入しました。たぶん、グリップ用のボンドとかあるのですかね?普通に合成ゴム系の接着剤なら油で溶けるので問題ないです。はずす時はCRCとか油分を吹き込んであげれば、合成ゴム系の接着剤は粘着力が無くなってはずれます。取り付ける前はブレーキクリーナーなどで油分をしっかり落としてから取り付けます。