バックステップは今まで付けたことはありますが、ステップを前に出したいと思うようになるとは・・・歳を痛感します。いろいろな方のブログを参考にしていますが、今回はおとやんさんのブログを参考に作業しました。同じように感じている方がいて助かりました。どうもGSX-SもバンディットもGSX-Rと共通ですので、セパハンのGSX-Rのステップ位置のままバーハンドルになっているようで、ステップ位置が後ろ過ぎ、高過ぎなのです。市街地で頻繁にシフトチェンジしていると足攣ります。どうにかならないものかと思案していたら見つけたので真似させていただきました。おとやんさんも元はシモケンサイズさんのブログを参照したようで、取り付け方法や部品の品番はこちらに詳しく書いてありますので割愛します。
作業内容が理解できれば作業自体は簡単です。私は適当に作業していたら必要ないのにステップホルダーごとはずしてしまいました。そこまではばらす必要ないみたいです。
こちらがブレーキ側です。7ミリダウン、27ミリフォワードになります。かなりポジションが楽になりました。むしろ自然な感じです。心配していた操作の違和感もなく、ペダル類の調整も不要でした。
キックペダルが付いているデメリットという記事で紹介した不満点もバネを入れて解消されました。ただ、キック使うときは要注意です。
作業中にスナップリングE型を飛ばしてしまったでの、ワイヤーロックで応急処置してこの日は自宅まで試運転しました。運転の感想ですが、ブレーキやシフトダウンなど踏み込む操作は全く違和感ありません。シフトアップの際にステップが前に出ている分、狭いなとは感じますが、慣れれば気にならないレベルです。ただ一点、前出のブログではどちらにも記載がなかった不満点がありました。
それがこれです。ステップが前に出たので、サイドスタンドが出しにくいのです。頭の丸い棒のところには踵が入りません。出せないことは無いですが、これが非常に不満で、この日は帰宅してからいろいろ考えました。
翌日です。
作戦1は無理やりステップを下に下げる方法です。この方法だとステップがボルトに干渉するので要加工ですが、まずは仮止めして具合を確認します。
取り付けるにはこのステップのピンも引き抜かないと取り付けできません。
ペンチで抉って引っ張れば抜けますので試してみました。
跨って確認してみるとこの部分が違和感半端ないです。これならサイドスタンド出しずらい方がマシです。
作戦2はシーソー型のチェンジペダルの後ろを切断です。もともと無くても良いのですが、はずして切るほど邪魔でもないのでそのままにしていました。でもコイツが無ければサイドスタンドの先端に足を掛けやすくなります。GSX-S125であれば最初からないのでサイドスタンド出しずらいことすら気づかないのかもしれません。
金ノコで切ってグラインダーで丸めました。もちろん錆びないようにクリア塗装してます。
かなり良いのではないでしょうか。ただ、センタースタンド跳ね上げるとサイドスタンドのすぐ後ろに来るので若干は操作しずらいですが、それでも最初よりは良くなりました。これでも出しにくく気になるようなら、最後はサイドスタンド先端に棒を溶接するしかないですね。しばらくはこの状態で乗ってみます。
飛ばしたスナップリングE型をドイトで買ってきました。寸法測ってみたらSE6という呼び寸法のようで、それを探しに行ったのですがまさかのセットです。でも150円なので便利ですよね。