次々に開花 クリスマスローズ

２月とは思えない暖かい日が続いたので、
クリスマスローズの蕾が次々に開花してしまいました。
本当はもっとゆっくりと
一輪一輪の花を愉しみたかったのになぁ…。


最初の写真は黒のシングル…のはずなんですが、
日の光を浴びるとグレープに見えます。



シベの感じがスキ

もう、こんなに開花しちゃって、
残る蕾は１つ２つ…。
↓



お次はピンクとグリーンの２色咲き…のはずなんですが、
気温が高めのせいか、
購入したときよりも、ピンクもグリーンも薄いです。





色々な表情を載せてみました。

 
 

一番最初に開花した花は左下のもので、
すでに雄シベが落ちて、子房が膨らみつつあります。
同じ株の他の花とくらべると、この花だけグリーンが濃いのがわかりますね。

あとから同じ茎に開花した花は小ぶりです。
ソバカス状のスポットの出かたも、花によって微妙に異なります。


クリスマスローズ栽培は今年が初めてなので、
わからないことだらけ。
育て方を知りたいのと、いろいろな花を見たいのとで、
本を１冊買ってきました。

 


この本の中には、
うっとりするようなクリスマスローズがいっぱい！
育て方よりも、もっぱら花の写真ばかりを眺める日々です（笑）

クリスマスローズは花弁（正確にはガク）の色形だけでなく、
シベや蜜腺とのバランスも魅力だと思うのですが、
育ててみて判ったこと…
花弁はとても長持ちするのに、
雄シベや蜜腺は開花後２～３日で、ぱらぱらと落ち始めるのですね。
それがちょっと寂しいな…と思います。


バラも花弁とシベの調和が大きな魅力の一つだと思いますが、
やはり、雄しべが美しい色でいられるのは、
そう長い時間ではありません。

受粉という役割を終えると、
バラの雄しべは黒く萎縮したようになり、
クリスマスローズの雄しべは散ってしまいます。

人は花弁の美しさに目を奪われがちですが、
花たちは、そんな人の思いとは関係なく、
種の保存にむけて、生の営みを続けているのですね。


子房がふくらんできた花に、
種…できるかな？

クリスマスローズの花を、
身をかがめて覗きこむ日は、まだまだ続きそうです。^^