春はあけぼの
やうやう しろくなりゆく山ぎは
少しあかりて
紫だちたる 雲の細くたなびきたる
清少納言「枕草子」
中学のころ、国語の時間に「冬はつとめて」まで暗唱しました。
今、朝は6時過ぎに起きているけれど、
春の“あけぼの”の時刻は、もっと早いようで、
上のような光景を目にしたことは一度もありません。
一度でいいから、「春はあけぼの」の世界を
この目で見てみたいものです。
うららかな春 遠く霞む山々
一昨日、桜の花を探しに行った公園でみつけたもの。
オオイヌノフグリ
2月に子どもたちと来たときは、まだ咲き始めたばかりで
ちらほらとしか、見かけませんでした。
それが今では一面、コバルトブルーのお花畑に。
タンポポにはミツバチ。
カメラを持って近づく私には目もくれず、
一心不乱に蜜を集めていました。
レンギョウの花。
↓
やっと咲き始めたユキヤナギ。
↓
このユキヤナギの枝で冠を作って、少女の頭に載せてあげたら
リトル・プリンセスに変身 !?
可愛いだろうな~。
一面に咲いていた黄色いこのお花は、何の花?
↓
帰って調べてみましたが、
キンポウゲ科のウマノアシガタやタガラシに似ているものの、
写真の花は花弁が4枚だから違うみたい。
次の紫の花は“仏の座”。
(↑たぶん…似ている花が多くて見分けが難しいです)
半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを
蓮華座(れんげざ)に見立てたことからついた名前だそうです。
春の七草のひとつの”ほとけのざ”は、この花ではなく、
正しくはキク科の“田平子 ” (たびらこ)のことを指すのだそう。
この花、ヒメオドリコソウ(姫踊子草)と良く似ていて、
しかも同じ場所で一緒に咲いていました。
上の写真の中の白い花はタネツケバナ(種漬花)
この花が咲くと、
種もみを水につけて 田植えの準備を始めた、
というのが名前の由来だそうです。
野の花の名前なんて、あまり知らなかったけれど、
写真を撮って、うちで図鑑やネットで調べてみると、
なかなか面白い発見があって、 楽しいです。
ちょっとだけ物知りになった気分。
(豆知識程度だけど ^^ゞ)
春の陽射しがあんまり気持ちがいいので、
地面に大の字に寝転んでみたい気分になりました。
野の花が咲き乱れる春っていいですね。
ランキングに参加しています。
よかったら上のバナーをクリックおねがいします。
コメント一覧
れびっと
富良野かおり
れびっと
富良野かおり
れびっと
れびっと
mima
富良野かおり
最新の画像もっと見る
最近の「雑記帳」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事