今日は植物の話はお休みにして
近頃私が体験した
発熱外来の話をしようと思います。
ある朝、起きてみると
胃のあたりがチクチクと痛み
ときどきグーッと胃をつかまれるような強い痛みが襲ってきて
うずくまることも。
朝食を食べたあと
お腹を壊してトイレに通い
どうにか落ち着いたので出勤したけれど
どうにもお腹が痛くて
その日は早退させてもらって
病院へ行くことにしました。
家に帰って
体温を測ってみると37.5℃…
おそらく、これまでの経験上
腹痛と発熱の状態から
感染性胃腸炎かな?と思いましたが
「発熱している場合は直接病院へ行かず
まず電話で受診の可否を確認すること」
と、テレビで言っていたのを思い出し
風邪を引いたときにいつもかかっている病院に電話してみることに。
電話で熱があることを伝えるとすぐ
「今日は発熱している人は診られません」との返事。
腹痛と下痢の症状があることを伝える前に
受診を断られてしまいました。
新型コロナウイルスの感染者が多く発生している状況から
やむを得ない対応とは思うものの
ひどい腹痛があって、少しだけれど熱もあって
このまま家で様子をみていても
良くなる見通しもありません。
「発熱したら3,4日自宅で様子をみて
それでも治らなければ病院に連絡して」
とテレビで言ってたけれど
もし他者に感染する心配のない胃腸炎程度だったら
薬を飲んで仕事に行かねばならないし
コロナなら職場に連絡して休まねばならない。
腹痛がひどくて食事も摂れないし
どーすればいいの~!?
と
もう1箇所、近くの医院に電話してみると
本日休診のメッセージが流れ…
さらにもう1件、内科の医院に電話すると
「普段かかりつけではない発熱の患者さんは…」
と気の毒そうな口調で断られてしまいました。
そこで紹介されたのは
発熱外来があるというA総合病院。
最後の望みをかけて
そのA総合病院に電話してみると
「発熱外来の受付時間がもうすぐ終了するので
明日受診してください」との返事。
まだ16時を少し過ぎた頃だったのに…。
A総合病院のホームページを見ると
「当院にかかりつけでない発熱者の相談先」として
保健所の連絡先が載っていたので
藁をもつかむ思いで保健所に電話してみたら
またA総合病院を紹介され…。
たらい回し状態?
腹痛に耐えながらの電話はとても苦しくて
病院にかかることは諦めて
仕事から帰った家族に
コロナの抗原検査キットを買ってきてもらい
検査してみることに。
結果は「陰性」
咽頭痛も鼻水も咳もない。
過去の体験から胃腸炎の症状にそっくり。
けれど、熱があるというだけで
診てくれる病院はどこにもない。
結局、翌日また電話して
やっと診てもらえる医院が見つかり
抗原検査「陰性」の結果も伝えたけれど
指定された時間に行って
駐車場の車の中で待機するように言われ
40分ほど待った後、車の窓を開けて
またコロナの抗原検査とインフルエンザの検査を受けました。
そして
陰性が確認されて初めて診察室に呼ばれて
「感染性胃腸炎でしょう」
との診断をいただきました。
症状が出る1日半前に食べたお寿司
それが原因の可能性があるかも…。
やっと薬が処方され
発熱外来受診に伴うドタバタ騒ぎが終わり
今は快方に向かっています。
この感染状況では仕方ないとは思うものの
もし、これが盲腸炎とかで
腹痛、下痢、発熱がある状態だったとして
コロナ疑いの発熱者として対応され
必要な手術が遅れていたら…
と思うと怖い気がします。
私たちにできる対策としては
とにかく、健康管理に気を付ける
それに尽きるのかもしれませんね。
発熱外来の写真はないので(笑)
今日は私の友達、
ブライスドールの「アミちゃん」の写真を。
とても寂しい気持ちだった時に
友達(amigo :アミーゴ)としてわが家に迎えました
だから名前がアミちゃん(笑)
この前、お盆に久しぶりに帰省した家族が
「アミちゃんの目の色がさっきと違う、変わってる!」
と驚いて言ったので
ちょっとした騒ぎになりました。
確かにブライスには
瞳の色を変えられる仕掛けはあるのですが
その仕掛けを知っているのは私だけで
私はその作業をしていないのに…
勘違いかな?
不思議なこともあるものです。
追記
感染性胃腸炎だと診断してくれた医師が
私に言った言葉
「帰ったらすぐ薬を飲んで。
脂っこいものは食べないようにね」
「ハイ」と答えた私。
あのぅ…
水分を摂るのが精いっぱいの状態で
脂っこいものはとてもじゃないけど
当分はムリそうです…
と、心の中でつぶやいた私でした。