15年前にイオンで買った物でした。
色も着心地も形も満点。お値段は7800円と、私にしては高い買い物。
ですから余計に大事に扱ってきました。
しかしながらその着心地の良さと暖かさで、冬の間大活躍してくれた。
この上着を着て、まだ認知症が浅かった頃の父と撮った写真があります。
元夫と一緒に外出した時も、よく着ていました。
私の人生の酸いも甘いも熟知しているような、大切な衣類。
さすがに15年着続けると、くたびれてきた・・・。
それは昨日、イオンに行った際鏡に映った自分を見て思ったんです・・・。
着ている私自身、すでにくたびれておりますが、
それを助長するように愛用していたジャケットの劣化を客観的に思い知った・・・。
あれほど気に入ってい色も、くすんだ肌をさらに暗く見せている。
ああ、この服を着ても、もうときめかない・・・。
こんまりさんの断捨離術を思い出したわけではありませんが、
彼女が提唱していた言葉がまさにフィットした瞬間でした・・・。
因みにですが、
この時私はバーゲンで安くなっていたアイスブルーのジャケットを買いました。
なんと、10000円以上する物が半額以下の5000円ぽっきり。
値段の他にも、お色の可愛さが良かった。
春になっても寒い日に着れるような、軽やかな感じが気に入りました。
きれいな色の服って、心がときめきます。
以前、モノトーンの服しか着ないなんて宣言しましたが、
これは早々に撤回したいと思う・・・。
だってこんなおかしな決意をしたら、あまり良いことがなかったもの・・・。
明るい色、大事です。
そして、新旧交代です。
私にとって、プチな「風」が吹きました。
15年もの間、本当にありがとう。
君と培ってきた様々な思い出の中には、正直封印したい物もあるよ・・・。
でも、それもこれも含めて、私と貴方の歴史だね。
ありがとう。