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鈴木政一監督を「マサくん」と呼称するのも礼節を著しく欠く

2018年08月16日 00時30分00秒 | アルビレックス新潟
ここ2週間くらいでしょうか、それがしのtwitterタイムラインに「ジジイ、爺さん、友蔵と呼ぶのは失礼にも程がある」という主旨の書き込みが、割りと頻繁にありました。
拙は最初、何を指すのか見当が付きませんで。
かといって、何を意味することなのか放置したままというのは気持ち悪く。
で探査したら、あっさりと判明。

口さがない人々が、鈴木政一アルビレックス新潟前監督のことをそう呼称していたと。
それを認識したせいでしょう、過日の栃木SCとの試合前後、「爺さん」「ジジイ」と呼んで鈴木監督のことを批判したり、惜しんだり(?)している人が確かにいました。

鈴木政一監督への好悪から陰口に近い呼び方をするんでしょうが、幾らなんでも人。
「友蔵」は、ちびまる子ちゃんのおじいちゃんから着想を得たんでしょう、上手いこと名付けたもんだと知ったときは感心はしましたが、これまた無礼。
毒づくにしても、「ジジイ」は酷い。
それにセンスがないと思うのです。
たとえば、30歳なのに物凄く老け顔で、70歳にしか見えないのであればそのときに「ジジイ」はなるほどと感じます。
でも、単に鈴木監督は年輪を重ねただけで、その事実に対しての悪態が「ジジイ」というのは。

若い人間を「青二才」「若造」と馬鹿にしくさるのと同一。


一方で、かねてより余が嫌悪感を覚えていたのは、鈴木監督を「マサくん」と呼称するサポーターのなんと多いこと。
親近感の表れという言い訳が立つんでしょうが、馴れなれしいにも程がある。
昔々、ジュビロ磐田の監督を務めていたときに、選手とサポーターに「マサくん」と呼んでもらって構わないというのが発端だとのこと。
当時の鈴木さんは45歳前後、選手との年齢差も近く、プロのトップチームの監督職は初という新進気鋭でした。
であれば、「マサくん」は通用したでしょう。

ですがもう還暦を過ぎた御仁です。
そういう人に「マサくん」は失礼というもの。
たとえ鈴木監督が「マサくん」と呼んでも問題ないと言ったとしても、そこは分別を弁えるべきじゃないですかね。

鈴木政一監督のサッカー観や哲学を熱烈に支持し、いまなお解任に納得いかないような人ほど、「マサくん」「マサくん」と呼称しがちなのも不快。
敬意を抱いているのであれば、礼節を持って呼び方も倣うべきだと思うんですがねえ。

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