「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

もう新潟県にはワールドカップを招致できない このままでは

2020年06月16日 12時00分00秒 | 世界のサッカー
みなさんご存知のように、「FIFA女子ワールドカップ2023」を開催する国が6月25日、日本時間では6月26日未明か、に決定します。
ブラジル、ニュージーランド/オーストラリア、日本のいずれか。

日本開催を希望しますが、それが実現しても新潟県では試合が催せません。
日本サッカー協会が作成した招致計画書に載っている競技場は
札幌ドーム
ユアテックスタジアム仙台
埼玉スタジアム2002
国立競技場
豊田スタジアム
サンガスタジアム by KYOCERA
パナソニック スタジアム吹田
ノエビアスタジアム神戸


デンカビッグスワンスタジアムと日産スタジアム、味の素スタジアムなどは入っていません。

FIFA国際サッカー連盟は、ワールドカップを開催できるスタジアムの条件を細かく定めています。
VIP席の数、記者席やテレビカメラの設置場所、トイレ、駐車場や医療室などなど。
AFCアジアサッカー連盟やUEFAヨーロッパサッカー連盟も、チャンピオンズリーグのスタジアムに注文を付けています。
Jリーグがクラブライセンス制度を設けて、競技場基準に細かいのも、それ故です。

で、FIFAは、W杯のスタジアムは球技専用を望むようになりました。
陸上競技場のトラックは、現場の観客にとっても、テレビ中継にとっても邪魔以外の何物でもありません。
当然といえば当然。
だから横浜F・マリノス応援者は日産スタジアムを愛しながらも、ニッパツ三ツ沢球技場で興行する回数が多いことを願います。
ガンバ大阪、京都サンガFCは球技専用スタジアムを新設し、サンフレッチェ広島FCはそれを造ろうと運動しています。

日本サッカー協会も球技専用施設の新設および改修を後押ししています。
そして女子ワールドカップ誘致計画案には、球技専用をずらっと並べたのでした、国立競技場を除いて。
国立は日本のスポーツ施設の新しい象徴であり、首都中心に立地する〝国立〟スタジアムなので、外すわけにはいかなかったんでしょう。
その代わり、他は球技専用で固めました。
エコパスタジアムやフクダ電子アリーナ、ベスト電器スタジアムに駅前スタジアムが入らなかったのは、地域バランスや豪雨・台風の危険性を考慮してなんだと思われます。

日本サッカー協会は2回目のFIFAワールドカップ日本開催を、日本単独開催の招致を画策しています。
そうなると、女子ワールドカップのようにデンカビッグスワンスタジアムが会場に選ばれる可能性は極めて低い。
女子W杯招致が不首尾に終わり、再び手を挙げることも有り得ますが、そのときも新潟は除外のはず。

ワールドカップのためだけに新潟県に大規模な球技専用競技場を造るのは愚ですが、2002年に新潟でW杯を開催して、それがアルビレックス新潟熱に転じたことを思い起こしてください。
新潟も他の地域みたく、球技専用施設の検討くらいはしていいと考えます。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大石沙弥香は後進を育てる | トップ | 2006季のアルビレックス新潟 »
最新の画像もっと見る

世界のサッカー」カテゴリの最新記事