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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

創部1年目の開志学園JSC女子サッカー部 全日本高校選手権に挑む

2014年01月09日 21時00分00秒 | JFL地域リーグ 大学・高校サッカー
創部2シーズン目、選手募集をしてから僅か3シーズン目の新潟医療福祉大学女子サッカー部が、全日本大学女子サッカー選手権大会で8強入りを果たしたことは、新潟日報スポーツ面を御覧になるなどして、みなさん御存知のとおり。
創部初年度でいきなり全日本大学女子サッカー選手権大会出場を成し遂げ、PK方式の末にではあるけど1回戦を突破した昨季も驚いたけど、今季は更にたまげました。
2回戦で倒した相手は、アルビレックス新潟レディースの平井咲奈の母校であり、全国屈指の強豪でもある武庫川女子大学でしたから尚更。

アルビレックス新潟レディースU-18出身の選手が1人いるだけで、他は県外出身者で構成されているけど、大学スポーツなんてどの競技であれ〝寄せ集め〟でしょ。
全国各地の高校から学生が集るのが大学スポーツ。
新潟医療福祉大学女子サッカー部の選手たちは総じて、高校時代は無名に近い存在ばかり。
有名どころは大抵が関東・関西の強豪大学に進学。
それでいて、創部1シーズン目から結果を出しているんですから、大したものです。

早々に結果を残せるようになった主要因は、新潟県内での女子サッカーの〝土壌〟が肥沃になったからでしょう。
この10シーズン、アルビレックス新潟レディースが荒地を開墾し、五十嵐ガールズやアルビレックス新潟レディースU-18、帝京長岡joiasなどがせっせと種蒔きを行って、JAPANサッカーカレッジレディースという肥料も加わり、新潟という土地に女子サッカーの花がきれいに咲くようになった。
だからこその新潟医療福祉大学女子サッカー部だと拙は考えます。


そして1月11日、開志学園JSC高等部の女子サッカー部が、誕生して間もない女子サッカー部が全国に挑みます。
「第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」という全国大会が、静岡県磐田市で開催。
帝京長岡高校サッカー部が出場した「全国高校サッカー選手権大会」の女子版。
新潟県の学校が、この大会に出場するのは22回目にして初。
女子サッカー部がある高校は新潟県内に既にあったけど、残念ながら弱かった。
それが、サッカー専門の学校だからという理由があるにせよ、初めて新潟県勢として全国の舞台に。

生徒募集をして2シーズン目、11人以上になって対外試合ができるようになって1シーズン目での全国選手権です。
県外選手ばかりだけど、だからってエリートの集まりじゃない。
新潟医療福祉大学と同じく、優秀な素材ではあるけど、全国的には名の知れていない選手の集まり。
でも、早くも全国に。
新潟の女子サッカーという名の農地が、実り豊かな土地になってきたからでしょう。
もちろん、彼女たちの努力があっての話でもあります。

尤も、「北信越地域」だからという背景もあってのこと。
関東または関西だったら、予選で涙を呑んでいたはず。
女子サッカーの競技水準が相対的に低く、ユース世代ではアルビレックス新潟レディースU-18と福井工業大学附属福井高校女子サッカー部の2チーム以外は、〝強い〟チームが存在しないことも作用しているんですが。
が、それでも早速の全国出場は簡単なことじゃないんですけどね。

開志学園JSC高等部女子サッカー部、1回戦は、1月11日の午前11時45分キックオフ。
磐田市の静岡産業大学キャンパス内の人工芝サッカー場。
相手は、広島文教女子大学附属高校です。


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