昨シーズンのプレナスなでしこリーグで2位となったINACレオネッサが
INAC神戸レオネッサ
に改名w(゜o゜)w
INACレオネッサのホームページに掲載されている意思表明によれば
<地域貢献とスポーツ振興は、われわれに与えられた使命であると思い、関係各方面からのご意向もいただき、検討を重ねた結果、このたびチーム名を「INACレオネッサ」から「INAC神戸レオネッサ」に変更することとなりました。>
とのこと。
チーム名に、フランチャイズ地域名を挿入することで、「地域密着」の意思を表明するというのは、たとえば
・ヤクルトスワローズ→東京ヤクルトスワローズ
・西武ライオンズ→埼玉西武ライオンズ
などの先行例があります。
同じ神戸市をホームタウンにしていたTASAKIペルーレFCが廃部となったことが、大きく影響してんだろうね。
それと、INACはNPO法人。
だから、逆に今まで、地域密着を謳わなかったのが、変だとも言える。
INACレオネッサは、どういうわけだか、チームを愛し応援するサポーターが存在しなかったチーム。
昨季の6月16日、INACとホームズスタジアム神戸で対戦した際の話です。
アウエーチームのアルビレックス新潟レディースには、新潟県などからサポーターが応援に駆けつけて、20名くらいが声出し応援をしました。
が、ホームチームのINACレオネッサに声援を送るサポーターは0人、という有り様。
まあ、このゲームに限らず、ホーム&アウェイ問わず、レオネッサのサポーターというのは見たことがない。
いやね、応援する人間はスタジアムに居るんだけど、それは選手の知り合い・家族。
それが昨年末にやっと、いわゆる「サポーター」が生まれたけども、5人にも満たない按配。
太鼓もありません。
そこで吾輩、今年の1月1日、義により、INACを応援するため、国立霞ヶ丘競技場のゴール裏に行き、そのINACサポの応援加勢なんかしちゃったりしました。
反対に、同じ神戸市をホームタウンにしていたTASAKIには、熱心な応援団が存在してたんですよね。
クラブの歴史の長さから単純には比較できないけども、神戸市を本拠地にしながら、片や熱いサポがいて、片やそういうサポがいない、というのはね。
チーム名に地域名を加えたからって、即、観客もサポも急増はしないけども、「神戸」という名称を入れたことで、サッカー観戦の呼びかけはし易くなったのは確か。
それと、地元の子どもにサッカーを教えるのにも好都合。
やっぱ、地名がチーム名に有ると無いとじゃ、人の心に与えるモノが違うよ。
アルビレックス新潟に惹かれるのは、「新潟」という地名があるから故。
企業名だけだと、抵抗感みたいなものは湧かないまでも、親近感は覚えないし、帰属意識を刺激されないもんね。
この改称がきっかけで、神戸市及びその周辺のサッカーファンが、INAC神戸レオネッサに一人でも多く関心を持ってくれたらと願います。