「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

アルビレックス新潟レディース児玉桂子 寿引退を祝う

2019年12月31日 01時00分00秒 | アルビレックス新潟レディース
みなさん御存知のように、児玉桂子が引退しました。
ことし2019年8月9日、アルビレックス新潟レディースへの出戻り移籍が発表されて、半年も経たずに今度はこの知らせ。
現役に別れを告げるに至った主因が婚姻とあれば、ここは寿いで彼女の引退を祝います。

これは妄想に近い推測ですが、結婚する=引退すると決めた彼女は、最後を日本でプレーしたくなったのではあるまいか。
そこで選択してくれたのが、AC長野パルセイロレディースではなく、新潟だったとしたら光栄。
桂子は、ドイツ連邦リーグが閉幕すると、アルビレッジで調整してきました。
愛着が強いのは、新潟なんでしょう。

結婚して専業主婦に収まるのは、もはや少数派になった現在。
願わくば、奥様なでしこリーガーになってほしかったとも感じましたが、事情が難しかったんでしょう。
そう思いたい。


児玉桂子は、引退の挨拶で触れているとおり、彼女は新潟に入団して2シーズン目までは『攻撃が大好きで守備もろくにできない』選手でした。
筆者の目から見たら『守備をろくにしようともしない』感じで。
が、それが災いして奥山達之監督は児玉を起用しないことが多かったのでした。

高校時代の桂子、即ち攻撃バカの彼女のプレーを見てきた仲間は、『桂子すごいよ、桂子すごいよ』と絶賛。
返す刀で『なんで奥山さん、使わないだろう?』と疑問を呈していました。
小生も訝しく感じていましたが、やがて奥山監督の意図が見えました。
守備を怠っていたからです。

忘れもしません、2012プレナスなでしこリーグのアウェイ伊賀FCくノ一戦。
新潟は前半を大苦戦、ろくにシュート打てず、シュートを逆に浴びまくり。
遂にはハーフタイム直前に失点。

ハーフタイム、仲間内で打開策を話しました。
仲間たちは、FW堀良江を引っ込めて山崎円美に代えることを提案。
特にM君は、技術的にミスの多かった良江の交代を主張。

一方のそれがしは、児玉桂子を下げることを唱えます。
なぜなら、守備をさぼっていたから。
逆に堀良江は、前線の防御で大奮闘。
実はこのゲームで初めて、彼女がディフェンスに汗を流さないことに気付いたのでした。
そして、奥山さんが児玉を起用したがらない理由も透けて見えて。

果たして、後半0分、ベンチに座ったのは児玉桂子でした。

そして翌節、彼女と懇意にしているサポーター仲間に「桂子は守備をしないと、新潟ではレギュラー取れないよ」と話しました。
この人経由で、児玉に伝わればいいと願ってのことです。
その換言が届いたのか、いや、きっと自身で気付いたのでしょう、2013シーズンの彼女は防御を懸命にやるようになり、先発が増加しました。
暮れの皇后杯JFA全日本サッカー選手権大会でもレギュラーで、決勝もスタメンでしたから。

ホント、よく守備をするようになりましたよ。
前述の彼女と昵懇の仲間を通じて、ディフェンスをしっかりやるようになって良い選手になったとも評価しました。


もうひとつ、児玉桂子の思い出は、長野に移籍して敵になり、彼女に〝恩返し〟されたこと。
印象深いのは、移籍して初めて当たった2016プレナスなでしこリーグ1部第5節。
先取点を決められ、ダメ押し点のアシストを決められて


児玉桂子、これまでありがとう。
末永くお幸せに。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020アルビレックス新潟U-15... | トップ | アルビレックス新潟U-18 202... »
最新の画像もっと見る

アルビレックス新潟レディース」カテゴリの最新記事