映画「ストロボエッジ」新発田高校校舎の造りに痺れた！

新潟市の万代、どっぺり坂、胎内市の村松浜などで撮影された映画「ストロボエッジ」を遅まきながら観てきた。
原作漫画を読んだときには気付けなかったけど、出てくる男女誰もが四六時中、恋愛のことしか考えていない・行動していないことが、おかしくてなかった(笑)
高校生だもん、進路とそれに繋がる受験勉強や、部活動に勤しんでシカルベキなのに、そんな描写が全く無い(笑)
けど、そういうの物語に組み込むと、話が散漫になっちゃうか。
でも進路に悩む登場人物の様子を少しでも描いてくれたら、より現実味のある青春恋愛作品になっていたんじゃないかな。

福士蒼汰君、やっぱカッコいいなあ。
有村架純ちゃんの背後から彼女の裾をまくって手を洗ってあげる場面は、おっちゃんの俺でも、女の子がキャー(。≧∇≦。)と言っちゃう気持ち理解るわ。

有村架純ちゃんも可愛いね。
原作の仁菜子の造型、うまいこと体現しているわ。

自分の見知っている風景を舞台にした映像作品っていいね。
それでいながら、照明やらカメラの位置やら装飾やらで、自分の見知っている風景とは微妙に異なる不思議さ！

蓮と仁菜子らが通う学校の校舎は、新発田高校のそれを使って撮影されたわけだけど、あんな造りだとはビックリ。
なんでまた新発田高校なんだ？？と疑問で仕方なかったけど、納得。
新発田高校って公立でしょ、私立ならあんな建築物はさもありなんだけど、県立の建物であれは驚き。
設計した人も、それを認可した県の役人さんも、冒険したなって感じ。

では、どうやってあの新発田高校の校舎の構造を、作品のプロデューサー・監督・美術責任者は知ったんだろう？
新発田高校の卒業生が、映画の立ち上げスタッフに加わっていたんだろうか？