出戻り移籍が目に付くアルビレックス新潟 ロメロ フランク

2007シーズン開幕前、アルビレックス新潟に松尾直人が加入。
2004シーズン夏に期限付き移籍して以来の新潟出戻り。

2011シーズン開幕前、アルビレックス新潟に菊地直哉が加入。
2005シーズン夏に期限付き移籍して以来の新潟出戻り。

2012シーズン開幕前、アルビレックス新潟に矢野貴章が再加入。
2010シーズン夏にフライブルクSCに移籍して以来の新潟出戻り。

2017シーズン開幕前、アルビレックス新潟に本間勲が加入。
2014シーズン夏に栃木SCに移籍して以来の新潟出戻り。

2017シーズン開幕前、アルビレックス新潟に矢野貴章が再々加入。
2012シーズン閉幕後に名古屋グランパスに移籍して以来の新潟出戻り。

2019シーズン開幕前、アルビレックス新潟に野澤洋輔が加入。
2008シーズン閉幕後に湘南ベルマーレに移籍して以来の新潟出戻り。

2019シーズン開幕前、アルビレックス新潟にチョ ヨンチョルが加入。
2011シーズン閉幕後に大宮アルディージャに移籍して以来の新潟出戻り。

2019シーズン夏、アルビレックス新潟に舞行龍(まいける)ジェームズが加入。
2016シーズン閉幕後に川崎フロンターレに移籍して以来の新潟出戻り。


完全移籍で出て行った選手が、古巣に完全移籍で舞い戻ることなど珍しくありません。
有名な事例では、ガンバ大阪の宇佐美貴史、都合2回。
もう一つ有名なのは、川崎フロンターレからFC東京に移籍したのに1シーズンで川崎に出戻った大久保嘉人。
他には例えば、ツエーゲン金沢の清原翔平は、セレッソ大阪に移籍し、徳島ヴォルティス経由で金沢に出戻っています。

とはいえ、この数シーズンの「出戻り補強」は度が多いと感じます。
今度は、みなさん御存知の通り、ロメロ フランクです。
勲と野澤のは、新潟で引退の花道を作ってあげたいという思惑が透けて見えますが、他の移籍は。

穿った推測ですが、新潟への移籍打診に対する返答が最近は芳しくなく、そこで『元新潟選手』に声を掛けてみたら、色好い返事を貰えている―ふうな。

かつて新潟で活躍した選手が時間を置いてまたオレンジのユニフォームに袖を通してくれるのは嬉しいことですが、懐古趣味に走っている感じがして、いささか抵抗感を覚えてきました。