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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

アルビレックス新潟は勝利しても敗北しても損な役回り

2013年09月27日 06時00分00秒 | アルビレックス新潟
きょう9月27日は、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の「完全版 DVD-BOX 1」「完全版 Blu-ray BOX 1」の発売日。
第1週「おら、この海が好きだ!」から第8週「おら、ドキドキがとまんねぇ」までを収録。

そして、あす9月28日は、2013Jリーグ ディビジョン1[柏レイソル×アルビレックス新潟]の開催日。
この試合は、柏レイソルがJリーグ側に開催日の順延を依願し、しかし拒絶されたことによって、一躍サッカーファン、Jリーグ好きな人間たちから注目を浴びる対戦カードと化してしまったことは、みなさんも御承知の通り。
お陰で、新潟は試合結果がどうあれ、損な立場に立ってしまうことに。


○アルビレックスがレイソルに勝つ

柏レイソルは、全日本サッカー選手権大会2回戦・Jリーグヤマザキナビスコカップ準決勝第1レグ・Jリーグディビジョン1・AFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメントという4つの大会を並行して戦ってきたため、彼らは疲労困憊していた
→アルビレックス新潟は、Jリーグヤマザキナビスコカップ準決勝とACL決勝トーナメントは無く、中6日でこの試合に臨めた
→疲労度において、体調面において、新潟が圧倒的に優位
→故にアルビレックスは勝つことが出来た、勝利して当たり前

という見方が為されると思いません?
翌日発行の新聞の論調は絶対に、レイソルに同情的なものになるに違いありません。
もちろん、視点は柏の立場。
そして、「過密日程の犠牲になった柏」みたいに仕立てられて、悲劇の英雄的な書かれ方がされてもおかしくありません。

新潟は「悪者」「悪役」とまでは成らないまでも、それに準じた扱われ方をされて、新潟目線の記事なんて、新潟日報を除けば、存在しないでしょうね。
新潟は実力で勝ったんじゃなく、日程のお陰で勝てた的な扱い。


○レイソルがアルビレックスに勝つ

疲労困憊のチームに、十分な試合間隔で臨んだチームが負けた
“つまらないサッカーをするチームに負けて悔しい”と監督は前の試合で吐き捨てたチームが、中3日・中2日のチームに負けた
→肉体的にしんどん状況なのに、それなのに柏レイソルはよくぞ勝てた、偉い
→負けたチームは情けない

という見方がされますよ、メディアにも多くのJリーグファンにも。
喩えれば、柏は全日本サッカー選手権大会のおける「格下リーグ」チーム。
アルビレックスか勝って当然なのに負けた、ジャイアントキリング、番狂わせのようなもの。
で、他のJクラブのサポーターからは、ハッキリと書けば笑いものにされてしまう。
逆にレイソルには賞賛の声が寄せられ、翌日の新聞にも柏に健闘ぶりが記事化される。
そうなると思いませんか?


注目を浴びるカードと化さなくても、上記のような評価のされ方は為されたでしょう。
過去にあった、ACL出場クラブとの試合でも現にあった事象でしたから。
ただこれまでと違うのは、注目を集めたか、集めなかったのか、ということ。
集めたばかりに、柏レイソルは判官(ほうがん)びいきの対象ですよ。

“こんなことなら、試合日を延期してくれた方がマシだった”とつい、毒づきたくもなるというもの。


どの道、新潟日報と新潟県内のテレビ局など以外のメディアは柏の〝味方〟なんだから、勝ちましょう!
勝つに越したことは無い。
同じ損な役割、引き立て役に廻るのであれば、敗北よりも勝利した方が幾倍も〝素敵〟ですよ。

試合後の周囲の評価はプロフェッショナルサッカーなのだから重要だけど、でも、そのためだけに戦っているわけじゃないんだし。
勝とう、勝ちましょう!

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