きのう8日ときょう9日と、金沢市で開かれていたU-15高円宮杯北信越大会。
アルビレックス新潟ジュニアユースは、果たして、この大会で勝利を収めて、全国大会行きの切符を掴めたのか否か。
結果は、モバイルアルビレックスとクラブ公式サイトに書いてあるように、見事に2大会連続の本大会行きを決めました。
アルビジュニアユースの北信越ブロック大会の全試合の結果は以下の通り――
グループリーグ第1節 金沢サッカークラブ戦[3-1]
グループリーグ第2節 FC ASA FUTURO戦[4-0]
グループリーグ第3節 SQUARE富山戦[3-0]
北信越ブロック代表決定戦 FC CEDAC戦[4-0]
4試合の総得点は「14」、総失点は「1」。
サッカーの試合内容と、最終的なスコアとは必ずしも一致しないもの。
でも、4試合トータルの結果を俯瞰して考察してみると、群を抜く力量を見せて4連勝を果たしたと言えると思う。
昨シーズンからその萌芽は出ていたけど、これでハッキリしたよ。
アルビレックス新潟ジュニアユースは、北信越の中学生サッカー界では、頭二つ・三つ飛び抜けた存在になってしまった。
今年の6月と7月に行われたU-15クラブユースサッカー選手権北信越ブロック大会。
この大会でもまた、新潟JYは圧倒的な勝ちっぷりを収めているんです!
アルビJYはシード扱い。
準々決勝から登場したのだけど、準決勝と決勝戦と3試合通じて、大差での勝利。
クォーターファイナル VS富山北[6-1]
セミファイナル VS FC CEDAC[5-0]
ファイナル VS FC ASA FUTURO[5-0]
高円宮杯もそうだったけど、どの試合も、一方的な結果ばかり。
アルビレックス新潟ジュニアユースの兄貴格たるアルビレックス新潟ユースもまた、北信越地区では圧倒的な存在になりつつあります。
クラブチームでは最早、敵なしの状態。
高校サッカー部を含めると、対抗できるのは星稜高校サッカー部くらいか。
北信越地区で唯一のJリーグクラブ傘下のユースチームという『ブランド』が、北信越地域は元より、全国から優秀な少年たちが集まっているのが大きいでしょう。
育成メソッド・育成プログラムが、中学・高校のサッカー部と街クラブのそれを遥かに進んでいるというのも大きいんでしょう。
そういえば、アルビレックス新潟レディースの育成組織である「アルビレックス新潟レディースU-18」もまた、急激に強さを増していますよ。
U-18の中学生部門チームは、今夏、U-15全日本女子ユース選手権に初出場を果たす!
U-18の高校生部門チームは、先月下旬、〝目の上のタンコブ〟福井工大付属福井高校に勝利して北信越ナンバー1となり、U-18全日本女子ユース選手権の出場権をGET!
アルビレックス新潟の下部組織は、着実に確実に間違いなく、少年少女たちのサッカーの技量を伸ばしていますよ!!!!!!
でもこのアルビ育成組織の<ひとり天下>、カターレ富山や長野パルセイロがJリーグ会員になったら、変わってくるんだろうな。
特に近隣で強化試合を組める相手がいないって結構悲惨。
県内にライバルは絶対必要ですよ。
ってことで開志学園頑張れ。
ちょー頑張れ。
今までは そちらのカテゴリーはあまり関心がなかったのですが、来期はとても楽しみです。
実は、このエントリーは前フリで、
北信越だと無敵なのに、全国に行けば関東・関西の前には歯が立たない→その理由は何故→同地区にライバルが切磋琢磨するいないから、
という「後編」を書くつもりでした。
いやはや、すぐそばにライバルがいないと、全国を勝ち抜く力は備わり辛いんですよね。
千葉県なんか、流経に習志野に市立船橋に渋谷幕張にジェフにレイソルと、レベルの高いユースチームが乱立していて、結果、どこが全国に行っても勝ち進みますからね。
北信越にも、そういうライバルの存在がないとキツイんですよね、実は。
おお、それはとてもおめでたいことです。
昔はそうじゃなかったですが、今や、新潟ジュニアユースとユースのセレクションは、べらぼうに難しくなりましたからね。
合格できただけでも、大したものです。
今後、厳しいトレーニングが待ち受けていますが、いずれ、新潟を背負って立つサッカー選手になってくれることを願っています。