6月6日 アルビレッジを初めて訪れる尾崎瑛一郎

2003シーズンにアルビレックス新潟に在籍した尾崎瑛一郎。
高卒ルーキーながら、2003Jリーグディビジョン2の第16節～第28節でスタメンを任され続けた選手です(第21節は出場停止)。
この第16節～第28節は、新潟がクラブ最高記録の14試合連続無敗の期間とほぼ一緒。
それだけ反町康治監督に買われていた証であり、J1昇格に貢献してくれた一員でありました。

2004シーズンからは、創設されたばかりのアルビレックス新潟シンガポールに移籍。
シンガポールの礎を築いた選手でもあったわけです。
その後、ガイナーレ鳥取とアスルクラロ沼津に在籍し、それぞれで主将を務め、JFLからJリーグ昇格に導いたのでした。

で、2021シーズン。
彼は北信越フットボールリーグ1部の福井ユナイテッドFCに移籍。
年齢を考慮すれば、ここが尾崎の最後の所属チームになるのでしょう。
今度の彼の任務は、福井をJFLに昇格ること。
そして福井でも主将に任命されたのでした。

北信越フットボールリーグ2021の1部は全9チームの奇数編成なので、消化試合数にバラツキが生じます。
福井は4試合を終えて全勝。
その4ゲームとも尾崎は先発。

福井ユナイテッドFCは、令和3年6月6日(日)に新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジにて、新潟医療福祉大学FCと第6節を戦います。
11時00分試合スタート。
なお、新潟医療福祉大学FCは、同サッカー部のセカンドチーム。

新潟聖籠スポーツセンターの完成運用は、アルビレックス新潟が1回目のJ1リーグ昇格を果たした2004年。
なので、2004季からアルビレックス新潟シンガポールでプレーした尾崎は、アルビレッジで練習したことはない、筈。
そもそも18シーズンぶりに新潟県内で、サッカー公式戦に臨むわけで。