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ヨンチョルの追加招集に関して

2011年11月28日 14時00分00秒 | 世界のサッカー
AFC アジアサッカー連盟の公式サイトに掲載された[U-22韓国×U-22サウジアラビア]のニュースを読み解くと、チョ・ヨンチョル選手の22歳以下韓国代表への追加招集は、元々決まっていた事柄だったんだですな。
大韓サッカー協会とJリーグとが「協定」を結び、Jリーグクラブと契約している韓国籍選手を五輪予選に招集するのは、11月24日以降とした、と。

それを裏付けるように、大韓サッカー協会はヨンチョル以外に、京都サンガFCのチョン・ウヨン選手、大宮アルディージャのキム・ヨングォン選手、ガイナーレ鳥取のジョン・ドンホ選手も同時に揃って追加選抜されています。

推理するに-
韓国側は当然ながら、優秀な韓国人選手をオリンピック予選に呼びたい。
Jクラブ側は、戦力が落ちるのを避けたいから、招集は拒否したいし、拒否しても問題ない。
一方で、日本人選手の拠出は-当たり前だけど-協力している。
そこで妥協案として、韓国人Jリーガーの代表招集は、2試合ではなく1試合に限定。
-こんなところじゃないでしょうか。

湘南ベルマーレのハン グギョン選手は、「追加」ではなく、端から代表招集に応じているけど、これはJリーグと大韓サッカー協会の「約束」は約束として、湘南が特段に受諾したんでしょう。
グギョンは、今季29試合、2500分間も出場しているのだから、ベルマーレは太っ腹ですのぉ。


仮定の話だけど、もし11月19日の時点でもアルビレックスのJ1残留が確定してせず、27日の対甲府戦が残留・降格を決する一戦となっていたならば、ヨンチョル抜きで挑まねばならなかった、ということなんですなぁ。
そしてチョ・ヨンチョルに対する、ホン・ミョンボ韓国代表監督の評価は、低くなったわけではない、と。

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