男ゴコロと旅の空 rainbow in my heart

出張に行く。食事する。女を抱く。酒を飲む。仕事する。丸裸の俺?

おしょうゆだんご 横浜・和田町 盛光堂

2006-07-27 21:26:21 | 出張グルメ
今日も横浜は和田町に行ってきました。
仕事・・・というより、盛光堂のおだんごが目当てです。
遅くに行くと売り切れてしまいそうなので、
必ず午前中に行くことにしているのです。
お店に顔を出すと『あら!』って、
売り場のおばちゃん(お姉さま!)、僕のこと
覚えてくれていましたね。
今日は何を食べようかな。
“ずんだもいいわよ。お豆の”
でもね、まだみたらしだんご。。。おっと、このお店では
『醤油だんご』でしたっけ。
食べてなかったから、今日はお醤油の焼き団子にしましょう。



もう店の中でお団子食べるはしたない客なんて、僕くらいですかね(苦笑)

あたたかくて、蜜がとろとろで、なんておいしいんだろう。
でも、おばちゃんが一言
“やっぱりゴマ?”
あはは、顔に出てたかなぁ。やっぱりごまのインパクトには
かなわないなぁ。また仕事帰りに寄るかもね~。

で、約45分後のことです。
和田町での仕事を終え、帰り道。
盛光堂の前を通りがかると、おばちゃんと目が合ってしまった。
“しょうがないな~、目が合っちゃぁ、寄らないと”
な~んて言い訳しながら、またまた店内へ。
“ごま、おねがいしま~す”

と、奥から出来上がったばかりのお菓子を運んで、ご主人が
出ていらっしゃいました。
しばし食べ物談義です。

“うちは先代の頃から、昭和32年からこの店やっているけど、
 添加物は一切使わない。このお赤飯も小豆の色で、だんごも
 醤油と砂糖の色だ”

“だから日持ちはしないし、お団子は硬くなるし、腐るよ”

“それがあたりまえですよ。そうでなくちゃいけないんですよ”

“ちょっとのことでも、50年生きてれば50年分だからね”

“今は運よく五体満足で生まれても、それから何十年、添加物まみれの
 食生活をする運命なんですね。どうにかしなきゃあ!”

“うちのおだんご70年食べ続けたら指が曲がったなんて、
 言われたくないものねぇ”

って、お団子屋さんの店先が、タヒチアンノニのセミナー会場
みたいになっちゃった(笑)
でも、こういう気概が、うれしいんです。
食というのは、まさにこれですよね。
僕がどこのお店に行っても、いろんなお話しして、
お店の人と仲良くなるのは、こういうことなんですよ。

食は、心です。

盛光堂の皆さん、一度このブログ検索してみるって
言ってくれたけど、見つけてくれるかな?







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