武蔵浦和の超穴場！家庭料理かわじ

最近、武蔵野線沿線の仕事が増えてきて、府中だったり浦和だったり、
結構足を伸ばしているのです。日吉から武蔵小杉～府中本町～武蔵浦和～南船橋～そして京葉線～日比谷線～東横線で帰宅なんて、大山手線だな、まったく。そして武蔵浦和で飲むことも多くなって来たのだ。

Åさんの紹介で家庭料理かわじというお店におじゃましました。



駅からは近いのだけれど、別に商店街でも飲み屋街でもなく、お店がありました。
ふぅん。こういうお店って、誰かに連れて行ってもらわないと入り辛いよね。
店構えだけじゃ雰囲気わからないし。常連さんばっかり？とか思っちゃったり。
ま、今回はÅさんと一緒ということで安心ですが。

店に入って、え”？っと戸惑ったのが、この床だ。



これは店の奥から入り口方面を撮った写真なんだけど、実はこの店、入り口を入ると土間になっていて、奥に向かう通路の左右が座敷になってるんだ。でも大きな宴会が入ると土間に板枠を組み立てて、左右が繋がった大広間にしちゃうらしい。考えたね～！
でも、そうすると奥のカウンターや椅子席の客が渡れなくなっちゃうから、カーペット敷いて土足で上がれるようにしてあるらしい。へぇ。



「宴会の最中なんて、他のお客さんは裏口に回って裏口から入ってもらってるのよ」と女将さん。そういうの面白いねぇ。



さて、何を飲みますか？ということで早速ビール・・・と思ったんだけれど、ちょっと待った。なんか飲み放題が凄いことになってませんか？



飲み放題3時間つきで4,500円ね。2時間じゃないんだ！
で、その飲み放題メニューがなかなか充実。



一覧のお酒も充実してますが、さらに追加で・・・



あ！僕の大好きな出羽桜がある！へええ。これは嬉しい！
そして、そして！この一覧でも結構な数なのに・・・



うひゃぁ、これもいいの？これは、日本酒好きにはコタエラレナイお店じゃありませんか！
Åさん、俺、最初から日本酒いっちゃうわ。



普段日本酒なんて、自分から進んで飲んだりしないんだけどねぇ。
それでは早速獺祭をば！（なんか嬉しそう）



お通しは白和えでした。これがまた美味い！



いいねぇ。普段焼肉ばかりの腹わたにお酒がしみこむしみこむ！

さて、まずはあん肝ですか。



ねっとりと。日本酒にあん肝なんて、幸せ幸せ！
そして刺身の三種盛り。まぐろとぶりとしめ鯖です。



あれ？１つしか頼んでないんだけど？って思った。だって立派なんだもの。でも、これが1人前ですか。マジ？これで1,080円？？？これメチャ安じゃない？



しかもお魚の質がめちゃくちゃいいよ！まぐろだってねっとりしていて、よくある居酒屋の刺し盛りみたいにびしょびしょしていない。ぶりもしめ鯖も、ものすごく良い出来なんだ。
こりゃ毎日通ってもいいなぁ。

続いて出てきたのは、うお～！なんだこのデカさは！？



オニオンリングですか！？すごいボリュームだ！！



いやぁ肉厚でこりゃいい！スゴイインパクトだし、サクサクでアツアツで。
素材に塩してあるから、そのままでも大丈夫。だけど、ソースでも醤油でもイケますよ！！

最後に来たのはぶり大根。



見てくださいよ、この照り。艶。これはもう家庭料理のレベルじゃないですよ。
聞いてみると、元々は女将が昼の定食屋として始めたのだそうです。それが人気が出て、夜の居酒屋に移って行ったらしい。今はランチはやっていないんだけれど、それでも女将だけじゃ負担が多いということで、今年新しいオーナーに移ったそうです。それでも女将はまだ女将としてお店に出ているし、新しい板さんもおかみさんの考え方を踏襲し・・・
しかも本格的な料理の腕で、家庭料理が割烹の味に進化したってわけだ。



なぁんかお店がとってもよく機能しているな。アットホームなだけじゃなく、気配りが良くて、お店の人皆さん愛嬌が良くて。。。それで料理が美味くて酒が安い！？こりゃ最高じゃないですか。
最初に言ったように、決して入りやすい構えじゃないけれど、一歩入っちゃえば、これは穴場です！間違いない店だね。絶対また来ます！！

家庭料理　かわじ （割烹・小料理 / 武蔵浦和駅、中浦和駅）

夜総合点★★★★☆ 4.5

ジャンル 割烹・小料理
TEL 048-866-1342
住所 埼玉県さいたま市南区別所7-10-22 １０５
交通手段 武蔵浦和駅から149m
営業時間 17:00～23:00
定休日 日曜日