うにめし弁当② JR泉駅でケーシー師匠発見！

で、ＪＲ泉駅に降り立ち、改札を抜けた途端、
売店で買い物しているケーシー高峰師匠を発見！
黒のロングダウンコートに、黒の皮パン、サングラスという、
めっちゃカッコイイ姿が、目に飛び込んできました。
なんでこんなところに？と思ったのですが、
あとでタクシーの運転手さんに聞いたところ、
この泉が、元々の師匠の地元なんですね。
今も本宅はこちらにあるということで、
納得納得！こっちのほうが、会える確立高いってものです。
さすが地元の有名人だけあって、運転手さんも師匠のことを、
詳しかったですね。

泉での仕事は、順調に11時過ぎには終わりました。
しかし、駅に戻ろうと思っても、タクシーがないんだ。
しょうがない、どこかでタクシー会社の電話番号聞いて
呼び出そうかというところに、やっと1台通りがかりました。
「泉駅まで」ってお願いして、これから仙台に向かう話をすると、
「お客さん、そりゃダメだ。電車ないよ」って言うんです。
「え？」
「東京から仙台行くお客さんは、みんな東北新幹線使うから、
　常磐線で行こうなんて人、いないんだよ。ＪＲも常磐線は
　いわきまでって考えだから、仙台までの電車なんて、本数
　ないんだよ」
タクシーの中で借りた時刻表でも、次の特急スーパーひたちは、
原ノ町止まり。そのあと仙台まで行く特急は、15時過ぎまで
ないのです。。。
ガーン！！これじゃ、仙台での仕事、17時以降になっちゃうよ。。。
「あとは、高速バスがあるから、聞いてみてやろうか」
しかし、仙台行きの高速バスは、14時過ぎまでないということで、
これじゃ、どっちもおんなじです。
「とりあえず泉駅に行ってください」
タクシーであんまり遠くまで行きたくもないので、
とりあえず駅で相談してみようと、駅に着けてもらいました。

その時間には、もう原ノ町行きのスーパーひたちも出てしまっていて、
僕は駅員さんに行き方を相談してから、駅前の定食屋にでも入り、
昼を地元の魚で食べようと思ったのです。
しかし、駅のひとつしかない窓口には、サラリーマン風のグループと、
年配のご夫婦が並んでいて、なかなか番が回ってきません。
ふと電光掲示板を見ると、２分後に３つ先のいわきまで行く普通列車が
あるじゃないですか。
"ここより、いわきの方が大きいし、あっちのほうが手もあるかもしれない"
僕は自動販売機で切符を買って、ホームに向かいました。

いわきに到着して、駅員に聞いてみると、
「それなら次に出る原ノ町行きの各駅停車に乗って、終点で
　仙台行きの各駅停車に乗り換えると、15時10分に仙台に着きますよ」
って言うのです。

え！？本当！そんなの携帯の乗り換え案内でも、出てこなかったぞ！？

いやいや、ラッキーです。
僕は常日頃から、とにかく先に出る電車に乗ることにしています。
結局あとから来る電車に追い越されるとしても、先に接続駅まで
先発の電車に乗っておく。
だって、あとから来る電車が事故を起こして、止まっちゃうかも知れないもん。
少しでも先に行っておくのが大事と信じているんですね。
こと電車に関してだけは、そう思うのです。仕事は、前にも言ったように、
ギリギリにならないとやらないけど。
そして僕は、このときはまだ「とりあえず先発の電車に乗る」癖が、
その夜、裏目に出ることには、まったく気付いていなかったのです。。。

さて、ここでやっと、「駅弁買って車内で食べる」という方針も決定したのです。
いよいよ、うにめし弁当です！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

タイトル写真は、常磐線の車窓より。お城かと思ったら、
駅に隣接する公共施設？なんかスゲェ
駅名は忘れたけど。。。