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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

白山冠雪、里にも冬の足音ーメジロ、オオルリ、ムクドリ

 19日の朝刊には、白山の雪化粧の様子が報じられ、21日には初冠雪が発表された。22日は早速、冠雪した白山の朝焼けの写真を撮った。山はもう冬である。
   雪が見える朝焼けの白山

 夜の月は月齢16.7程であったが、何か寒々として煌々と照っている感じがした。
     寒空に照る月

 里にも冬が近づいている。
25日にも日中、雪を被った白山が撮れたが、夜は雨となった。
    雪を被った白山

 26日朝にはすっかり晴れ上がったので、下弦の月の写真を撮った後、白山白川郷ホワイトロードに出かけてみた。
  澄んだ晩秋の空に浮かぶ月

ふくべの滝やナナカマドの赤が美しかったが、白山には、ガスが懸りその英姿を見ることはできなかった。
     ふくべの大滝
    色づいたナナカマド

 一瞬だけ現れた山容を撮ったのがこの写真であり、何かエヴェレストを思わせる面白い写真だと個人的には気に入っている。
 ガスの奥に冬の様子を見せる白山

 中宮まで下りて、散策路で岩に掘られたお地蔵さんの祠の屋根に作られた子育てが終わったオオルリの巣を見つけた。
  お地蔵さんの祠の屋根に
   作られたオオルリの巣

 岩を屋根としてうまく雨を凌ぎ、コケで柔らかく作ったお椀型の巣である。
 巣立ちの終わったオオルリの巣

 来年は子育てを見たいものだと思っている。

 展示館では、10月11日にも報告したアオバセセリの蛹を見せてもらった。全体は写っていないが、白い石灰質のように見える帯蛹である。
   アオバセセリの蛹

 自宅近くの森ではコゲラやシジュウカラが木の枝を突っつき、メジロがアケビの実を突っついていた。
   枝で餌を探すコゲラ
  枝を移動するシジュウカラ
  アケビをついばむメジロ
    餌を探すメジロ
 冬に備えて食欲旺盛である。
 ふと見ると10月桜であろうか、秋の桜が咲いていた。写真を撮った時には気づかなかったが、枝にはアキアカネが止まっていた。
     10月桜とアキアカネ

 田のムクドリの群れも大きくなってきた。


 数が多くなってきたムクドリの群れ

 ソバも花が終わり、実が色づいてきた。もうすぐ新そばの季節である。
      そばの実

 家の庭では秋のバラが咲き、金木犀が香り、色づき始めた南天の実を背景にシュウメイギクが咲いている。
   ノバーリスの秋の花
   甘い香りを放つ金木犀
   南天とシュウメイギク

 帰途見つけて求めた渋柿に子供の頃を思い出し、干し柿を作ろうと皮を剥いでつるしてみた。
     干し柿の試作

 里にも冬が近づいている。

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