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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

秋近し―カワアイサ

 台風10号は北陸には殆ど影響なく、俄雨によりいいお湿りとなった程度であった。また、日没から午後9時頃まではアオマツムシの鳴き声が大きくなってきた。秋の兆しである。散歩道にはツユクサ、マルバルコウソウ、民家の花壇にはケイトウが咲き、キウイの実も大きくなっている。

               ツユクサ

             マルバルコウソウ

               ケイトウ


                キウイ

 田では台風に備えて早めに刈り取ったところもあるようだが、刈り取ったところ、色づいたところ、まだ緑のところがあり、品種の違いを見せている。

            刈り取りの終った田

           色づいた稲と未だ緑の稲

 電線にはシジュウカラの若鳥が止まり、鳴き方の練習をしている。

              シジュウカラ

 先日、赤住でキアシシギを見ていた時、後ろに、カルガモ?と思わせる鳥影が見えた。

             遠くに見える鳥影

 違う!あ!カワアイサだ!!最初は3羽が見えたが、よく見ていると4羽が綺麗に整列して外海の方へ泳ぎだした。

          整列して沖に向かうカワアイサ

 若鳥主体の群れのようにも見えるが、冠羽があるものも混ざっており、成長メスと若鳥の群れのようだと判断した。  
 1羽は、群れから離れて、先頭で先導していた。

            離れて先頭に立つ1羽

 この個体には成長メスのような冠羽はなく、若鳥であると思われた。すでにオスとしての訓練を受けているもの、あるいは習性を示しているものと思われた。


          沖合に近づいたカワアイサ

 冬にはっもっと成長した姿を見せてくれることを期待している。

 帰りに千里浜によるとトウネンの数も増え、ミユビシギも混ざり始めていた。



                トウネン

             混ざるミユビシギ

 本格的な秋も近いと思われる。

コメント一覧

bbdupstream494、チョウキチ
緑の風 さん
 当地ではトウネン、ミユビシギに加え、キアシシギなども到着していますが、砂浜にはなかなか現れません。岩場の多い、志賀の海まで出かけなければなりませんので、少し逡巡しながら出かけています。
bbdupstream494
夕庵 さん
 おはようございます。今朝は曇っていましたが、台風も去り、やや涼しい朝でした。でもこの時間には、日も射し始め、蒸し暑さが戻って来ました。キウイは私の家ではなく、散歩道の民家のものです。そのみずみずしい見た目に感動しました。
ryokuhoo(緑の風)
台風の影響はなかったとのこと、何よりです。
御地の自然の移り変わりとともに紹介いただく野鳥の渡来状況を興味深く拝見しております。
昨年、当地でトウネンを見たのは9月10日でしたので、こちらにも来てくれることを楽しみにしています。
これまでシギやチドリが見られた水をはった休耕田が少なくなり、米作でなくても野菜が作られています。海から遠い当地では、出会いを求めてウロウロする日々ですが、農地が有効に使われて有り難いことでもあります。
夕庵
おはようございます。

台風も影響少なく済んでよかったですね。
キウイ鈴なりではないですか!!!
羨ましい~

私は毎日1こづつ食べています。
ビタミンCが豊富らしいです。
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