台風10号は北陸には殆ど影響なく、俄雨によりいいお湿りとなった程度であった。また、日没から午後9時頃まではアオマツムシの鳴き声が大きくなってきた。秋の兆しである。散歩道にはツユクサ、マルバルコウソウ、民家の花壇にはケイトウが咲き、キウイの実も大きくなっている。
ツユクサ
マルバルコウソウ
ケイトウ
キウイ
田では台風に備えて早めに刈り取ったところもあるようだが、刈り取ったところ、色づいたところ、まだ緑のところがあり、品種の違いを見せている。
刈り取りの終った田
色づいた稲と未だ緑の稲
電線にはシジュウカラの若鳥が止まり、鳴き方の練習をしている。
シジュウカラ
先日、赤住でキアシシギを見ていた時、後ろに、カルガモ?と思わせる鳥影が見えた。
遠くに見える鳥影
違う!あ!カワアイサだ!!最初は3羽が見えたが、よく見ていると4羽が綺麗に整列して外海の方へ泳ぎだした。
整列して沖に向かうカワアイサ
若鳥主体の群れのようにも見えるが、冠羽があるものも混ざっており、成長メスと若鳥の群れのようだと判断した。
1羽は、群れから離れて、先頭で先導していた。
離れて先頭に立つ1羽
この個体には成長メスのような冠羽はなく、若鳥であると思われた。すでにオスとしての訓練を受けているもの、あるいは習性を示しているものと思われた。
沖合に近づいたカワアイサ
冬にはっもっと成長した姿を見せてくれることを期待している。
帰りに千里浜によるとトウネンの数も増え、ミユビシギも混ざり始めていた。
トウネン
混ざるミユビシギ
本格的な秋も近いと思われる。