地震の影響か、邑知潟のコハクチョウも少なくなったと報道されている。
地震の影響で少なくなったコハクチョウ
今年は身近な森の小鳥達も少ない気がする。ジョウビタキやルリビタキ、ベニマシコなども見かけないと書いたことがあるが、散歩道でやっとベニマシコに出会った。
雪が降った翌日の一昨日は良く晴れた。トラツグミやベニマシコは出てきてないかなと散歩に出かけた。
途中、木の枝に群れるスズメを見ながらヨシが枯れた湿地に出た。
木の枝に群れるスズメ
雪の残るヨシ原ではシジュウカラが鳴き声で連絡し合いながら忙しく枝から枝へと飛び移っていた。
ヨシ原のシジュウカラ
ホオジロやカシラダカも混ざっているようであった。
ホオジロ
カシラダカ?
そのうち一群が薮の方に飛んだ。目で追うと藪の中にベニマシコ?と思う鳥が見えた。
セイタカアワダチソウに止まって実を食べるベニマシコ
急いで探してみたが、もう薮深く入ってしまい確認できなかった。少し先まで歩いてみたが、アオゲラの鳴き声が聞こえただけで何も見つけることができなかった。もしかしてと、先程の場所まで戻って奥の方を見ると、セイタカアワダチソウが揺れていた。
ベニマシコ
ベニマシコ?と目を凝らすと、ベニマシコのメスが見えた。やったぞと何枚か撮った。
ベニマシコ、メス
すると、また飛んで奥に逃げた。今度は我慢強く動かずに待っていたら、奥から少しずつベニマシコが出てきた。メスに続いてオスも出てきた。
ベニマシコのつがい
2羽は仲良く背高泡立草の実を食べ、又奥に飛んだ。我慢比べである。待っていると今度は笹薮近くに出てきた。
笹薮のベニマシコ
こうして何枚かまあまあの写真が撮れた。
ベニマシコのいろいろなポーズ
撮影中に背景の高い梢にいる鳥に気付いたので猛禽類を期待して撮ってみた。
ヒヨドリ
ヒヨドリであったが空は青く、久しぶりに気持ちの良い散歩であった。