明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
富山県砺波彫刻館
昨11,12月は例年より暖かく、雪になることは少なく、あまり歓迎しない時雨の日が続き、自然観察できる機会が少なかった。今年はどんな気候であろうか。河北潟の干拓地やハス田には去年の春先には多くの若鳥を含むコウノトリが見られたが、夏場を過ぎるとその数が減りあまり見かけなくなった。昨年末にやっと、つがいに出会うことができた。
コウノトリ(足輪の有無で判断すると上2枚がメス、下2枚がオスと思われる)
今年も巣作りし、子育てに成功することを願っている。
おめでたい鳥なので今年の一番バッターに起用した。
干拓地には昨年正月の地震の影響も未だ残っているが、少しずつ落ち着きを取り戻しつつある。水路には多くのカモ達が渡来している。
水路のカモ達
雨の日でもハジロカイツブリなどを見ることもある。
ハジロカイツブリ
カルガモ、マガモ、ヒドリガモに加えてコガモ、ハシビロガモも見られる。
コガモ
ハシビロガモ
春先には気の早いシギ達も見られることだろう。
一方手取川流域では、数百メートルの高さの山まで雪に覆われることも多いが、暖冬のためか雪が解けるのも早い。
雪に覆われた獅子吼高原
近くの森ではコゲラが活動を活発化させているが、アカゲラやアオゲラはあまり見ないし、特に冬鳥があまり見当たらないのが残念だと思っている。
森の松の木で餌を探すコゲラ
それでも雪の降った日には猿が山から田に出てくることもあり、その微笑ましい姿にほっこりすることもある。
田に出てきた猿
去年は石川では大地震に豪雨、海外を見ても大きな政治面での変化、戦争が続けられた。今年は穏やかな年であって欲しいと願っている。