サンコウチョウは5/26に取り上げた。ただ、投稿写真の画質が十分でないのも多く、シーズンも過ぎようとしているのでずっと気になっていた。
昨日、近くの谷合の集落に行ってみた。途中の田ではコチドリが餌を探していた。

畔道のコチドリ
集落ではノハナショウブが満開で、突然変異と言われる白い花も混ざって綺麗であった。

ノハナショウブ
少し奥に入ると、サンコウチョウの鳴き声がした。オ! いるぞと思い、目を凝らし待っていると、枝に一羽のオスが現れた。やったと思い、慌ててシャッターを切った。変化には乏しかったが、まあまあのピントで写真が撮れた。



サンコウチョウ
巣を見つけることはできず、メスは出てこなかったので、子育ての最中なのか、もう終わったのかは分からないが、前回の雪辱はできたかなと、ちょっと安堵した。
前回の写真

が、構図的、色合いもいいと思うが、今年はこれでシーズン終了とした。
午後は蟹淵にルリイトトンボを見に行った。



ルリイトトンボのつがい
ルリイトトンボは、我が町の誇る貴重なトンボの一つであり、美しい瑠璃色の色合いとともに、交尾時にハート形に連結することで人気を集めている。




ハート形に連結したルリイトトンボ
無粋な言い方をすると、オスが自分の子孫を残そうとして交尾したメスを離さず、メスは仕方なく交尾を続けさせられているという事になる。今は、そんなことを忘れて、綺麗な瑠璃色と均整の取れたハート形を堪能して欲しい。
帰り道のせせらぎ沿いの小道にはエゾアジサイが咲き、ミスジチョウ、コミスジが飛んでいた。

エゾアジサイ(と思う)

ミスジチョウ

コミスジ
石川県も、もうすぐ梅雨に入ると思われる。我が町が誇るもう一つのトンボ、ハッチョウトンボの出番である。昨日の下見では、発生地が荒れ数も非常に少なかったので心配であるが、梅雨の晴れ間に見に行きたいと思っている。