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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

葛西臨海公園-ユリカモメ

 三番瀬から回ってみた葛西臨海公園では既に潮が満ちており、浜には鳥影は無かったが、いきなり黒い鳥の大きな群れを目にした。

               ウの群れ

 拡大してみるとウミウかカワウかは分からないがウの集団のようであった。
 浜の草むらではハクセキレイが餌を探し、ディズニーランドが見える水路では、ハジロカイツブリ、スズガモ、ホシハジロ、オオバン、アオサギなどが確認できた。

               ハクセキレイ


             ハジロカイツブリ




                スズガモ

                オオバン

             餌を狙うアオサギ

 堤防ではイソシギが忙しく餌を探し、中には草むらで餌を探す個体も観察できた。


         水際で忙しく餌を探すイソシギ

 堤防先端近くでじっとして片足で立っている鳥を見つけた。



            消波ブロックに佇む鳥

 何かは自信がなくGoogle レンズに相談するとイソシギという即答であった。



          Google Lens がイソシギと即答

 そういわれるとそんな気もするし、若鳥かな?それにしてはあまり動かないなと思いつつ納得した。
 海中の杭の上には、ウミネコが止まり、変わったものはいないなと思いながら竹杭のところを見ると、ユリカモメが沢山止まっているのを見つけることができた。


              沖合のウミネコ



              沖合のユリカモメ

 3番瀬ではそれなりの成果があったのに、少ししか離れていない臨海公園には潮は違うとはいえ、あまり鳥はいないのかと少し残念な気持ちになった。
 ユリカモメを見ていて、在原業平の「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 我が思う人は ありやなしやと」の歌を思い出した。一説によれば、業平の頃のミヤコドリはユリカモメであったそうである。いずれにしても三番瀬では今のミヤコドリ、葛西臨海公園では昔のミヤコドリを見ることができ感慨深いものがあった。なお、浅草周辺には業平橋、言問橋などの名が残っていることは周知のことである。。

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