今日からもう12月である。このところ時雨が続いて外には出られないでいるが、先月26日には所用で横浜に行った。いい機会であったので27日には千葉県の三番瀬に初めて行ってみた。三番瀬はWebによるとミヤコドリの生息、越冬地だそうである。バスの便もあるようだったが、下調べが十分でなかったのでJR二俣新町駅から徒歩で行ってみた。途中は工業地帯で距離も2km以上あったが、幸い暖かい天気に恵まれて何とか干潮時の浜に辿り着くことができた。
干潮時の砂浜は波打ち、砂は石川の綺麗な色と異なり若干ヘドロ色をしていたが思いのほか硬く、ウオーキングシューズでも問題なく歩くことができた。
干潟のミヤコドリ
夏には潮干狩りも行われると書いてあり、貝の生育には適した場所だと思われた。少し沖合には早速ミヤコドリの群れが見えた。
波打ち際のミヤコドリ
ミヤコドリ達は思い思いに休んだり、砂浜に嘴を差し込んで餌を探したり、毛繕いをしたりしていた。
寛ぐミヤコドリ
干潟で餌を探すミヤコドリ
ミヤコドリの近くにはズグロカモメ?と思われるカモメも飛んできて一緒に餌を探していた。
ズグロカモメ?とミヤコドリ
ふと気が付くと、潮が満ち始め足元の砂浜を浸し始めたので急いで浜の方に戻った。砂浜からは、この付近で越冬すると思われる多くのハマシギが見られた。
干潟のハマシギ
そのうち浜から小走りにハマシギに近づいてくる鳥に気付いた。
ダイゼン
ダイゼンかな?よく見ると足に青いテープがついている。何かの調査をしているのであろう。
青いテープを付けたダイゼン
目立たない目印のダイゼンもいた。
目立たない目印のダイゼン
何の目印も無いものもいた。
目印のないダイゼン
ダイゼンは砂浜の環境に満足しているようであった。三番瀬では、評判通り多くのミヤコドリに逢え、これらの野鳥を大切にしなければならないと思うとともに、満足感をもって浜を後に葛西臨海公園に向かった。