今朝は、今年最後の残雪だと思ったのでやや早く出かけてみた。よく晴れて寒い朝であった。携帯電波塔のはるか向こうの空に見える下弦の月が印象的であった。
久しぶりの青空に浮かぶ下弦の月
22日には予定を変えて、予期せぬ雪で出てきたトラツグミを報告した。2羽のトラツグミが軍鶏のように争っていた。23日朝には、雪の止み間があったので様子を見に行った。今度はピントのいい写真が撮れた。
笹薮の下の枯葉の上のトラツグミ
途中、雪の上にシロハラと思われる食いちぎられた死骸が落ちていた(衝撃的なので嫌いな方はパスしてください)。
シロハラと思われる死骸
何にやられたかは分からないが、降雪によって餌を探さなければならないのはどの野生の生き物でも同じだと思い知った。かわいそうなので道端の土手に埋めてやった。
さて、河北潟干拓地周辺は宇ノ気川から続く東部承水路で区切られ東半分が水田、西半分が畑、牧草地となっている。畑、牧草地地域にも水路があり水辺の鳥もいる。
やや暖かくなっていた18日に出かけた時に、水田地域でハヤブサを見つけた。餌を摂るでもなく、あまり物おじせず周りを見回しており、ゆっくりと撮影できた。
のんびりと周りを見回すハヤブサ
寛いだり移動したりするハヤブサ
再び止まって寛ぐハヤブサ
メスもいたように思う。
畑の方ではミサゴが大きな魚を足で捕まえてトビやカラスに追いかけられながら逃げていた。
承水路で捕まえたのか、かなり大きな獲物であった。
チョウゲンボウもおり、よく見るとコチョウゲンボウ(ピントが甘いが)もいて、結構賑やかな布陣であった。
チョウゲンボウ
コチョウゲンボウ
勿論ノスリもいた。
ノスリ
カラスにいじめられているオオタカの若鳥もいた。コチョウゲンボウのしっかりした写真を撮りたいと粘ってみたが、一度逃がした獲物は大きかった。コチョウゲンボウについては、19日付でchulipculbさんが見事な写真を載せられている。