冬鳥の様子を見に志賀に出かけた続きである。早く、トモエガモ、シノリガモ、ウミアイサなどに渡来してほしいと願っていると書いたが、なかなか出会わない。今回もウミウ、コサギ、クロサギなどを見ながら、ああ!今日もダメかと半ばあきらめて弁天島付近の海を見ていたら、海面をスーッと泳ぐ鳥が見えた。
ウミウ、コサギ、クロサギなど
海面を滑るように泳ぐ鳥
やった!ウミアイサだと思ったが何か違う。オス、メスがいるようだがメスはカワアイサだと思われた。
カワアイサ、メス
そのうちオスが顔を上げて2羽で泳ぎ出した。
カワアイサ、オス
間違いなくカワアイサである。
沖に向かって泳ぐカワアイサ
2羽は仲良く、だんだん沖の波の荒い方へ泳いで行った。
沖へ沖へと出ていくカワアイサ
カワアイサは川などでは流れの淀む堰などを好むが、海でも結構勇敢に波に向かっていくことを見つけて少し感動した。
沖に出たカワアイサ
弁天島の港の入り口ではカワウを見ることが多いが、沖合だと何の鳥か判別が難しいことも多い。
遠くて判定しにくい鳥
今回もカワウだろうと思って撮った写真をよく見ると、見出しの写真も含めてウミアイサであることが分かった。
ウミアイサ、メス
これでやっとウミアイサにも出会った。
今年も多くの鳥に初めて出会えた。来年も新しい出会い、ときめきを期待している。